2018年12月30日日曜日

よいお年を!

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。28日(金)は大納会、2018年の取引が終了しました。29日の日本経済新聞朝刊によると、日経平均株価は17年末比で12%下落、年間の下落は7年ぶりとなったそうです。

一方、当社の2018年の年間株価については、初値が3,930円、高値は5,780円、安値が3,290円、終値は4,340円となり、終値は17年末(3,860円)比で12.4%の上昇となりました。IR広報担当として満足しているわけではありませんが、4年連続で2ケタ上昇を維持することができました。

みなさま、今年もIR広報ブログを読んでいただき、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。当社は“ワクワク感”を与え続けることができる企業であり続けたいと思っています。来年もどうかよろしくお願いいたします。

2018年12月27日木曜日

ミラバイオロジクスとの契約締結

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は20日(木)の15時30分に、「ミラバイオロジクス株式会社とのPDPS技術の一部ライセンス実施許諾契約締結に関するお知らせ」を発表しました。

ミラバイオロジクスは、当社の創業者の一人である菅教授が取締役として参加している次世代バイオ医薬品の開発を行う創薬ベンチャー企業です(ペプチド医薬品の開発は行いません)。ミラバイオロジクスの創薬基盤技術:LassoGraft Technologyに関する詳しい説明が現時点ではできないのが残念ですが、「PDPS技術の一部ライセンス」という表現に複数のアナリスト・投資家から質問がきましたので少しだけ説明します。

PDPSは、人間の体を構成している20種類のアミノ酸(今回のニュースリリースの文面では「タンパク質性アミノ酸」、パトリックのコメントでは「天然アミノ酸」と記載しています)と自然界に存在する(人間が作り出したものを含む)数百種類もの特殊アミノ酸(非天然型アミノ酸)を自在に組み合わせて、環状にした特殊環状ペプチドを数兆種類作成し、この中から標的タンパク質に強く結合する活性種を迅速に探索できるようにした、複数の特許技術を組み合わせたシステム技術です。今回の「PDPS技術の一部ライセンス」とは、特殊アミノ酸は使用せずに「タンパク質性アミノ酸(または天然アミノ酸)」だけを用いた環状ペプチドを用いるということです。当社の代名詞ともいえる特殊環状ペプチドは使用しません。ミラバイオロジクスは標的タンパク質と強い親和性を有する「タンパク性アミノ酸からなるペプチド」を探索し、その配列情報を活用して次世代バイオ医薬品の開発を目指します。

当社としては、菅教授が取締役としておられる会社であっても、PDPS技術の特許の一部に関する実施許諾契約を行うのですから、事業が進捗した場合はその対価をきっちりといただく契約となっております。

本年6月29日に菅教授が当社の社外取締役を退任するというニュースを発表した際に、そのニュースリリースの中に菅教授のコメントが記載されています。そこには「PDPSの一部を活用する新会社がペプチドリームとWin-Winの関係になれるよう邁進していく所存です」と書かれています。両社ともにそういう関係を望んでおり、私も今後の進展をしっかりと見守っていきたいと思っています。

2018年12月26日水曜日

米メルク社から2回目の技術ライセンス料を受領

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は20日(木)の15時30分に、「米メルク社による当社創薬開発プラットフォームシステム:PDPS運用開始のお知らせ」を発表しました。

当社のビジネスは、製薬企業とまず、PDPSを用いた創薬共同研究開発契約を締結します(現在の契約締結企業は19社です)。製薬企業が薬にしたい創薬ターゲット(標的タンパク)を当社に提供し、当社が数兆種類の特殊ペプチドの中から創薬ターゲットに強く結合する特殊ペプチドを見出し、それをヒット候補化合物へと最適化する作業を行い、共同で医薬品候補化合物へと研究開発を進めていきます。ただし、創薬共同研究開発契約には2つの制約があります。1つ目はリスク分散の観点から1社に大きく偏らないように1社あたりのプログラム数を制限していること、2つ目は創薬ターゲットの制限です。新規に契約した会社が、ある創薬ターゲットでの開発を希望しても、すでに既存の会社とその創薬ターゲットで創薬共同研究開発を開始している場合は、先に契約した企業を優先して断ることになります。

そこで、創薬共同研究開発を実際に行い、この将来性を体感した企業の中には、新たな契約金を支払ってでもPDPSを自社の研究所で自由に使って数や創薬ターゲットの制限なく創薬開発を行いたいとの要望がうまれることになりました。そのような要望に対して、当社はPDPSを非独占的にライセンス許諾する契約(技術貸与)による新たなビジネスも行っているのです。現在、この契約を締結している企業は6社です。

米メルク社は2018年6月に、このPDPSの非独占的ライセンス許諾契約を締結しています。当社は契約締結時に契約一時金(技術ライセンス料)を受領しています(2018年6月期第4四半期の売上高に計上済)。そして今回、技術移管の第一ステップが順調に終了したことで2回目の技術ライセンス料を受領することになりました(2019年6月期第2四半期の売上高に計上されます)。今後、技術移管に関して設定したクライテリアを達成した場合は3回目の技術ライセンス料を得ることができます。各段階における金額は非開示ですが、2019年6月期の通期業績予想の達成に向けて一歩前進があったといえます。

12月3日にニュースリリースしましたように、米メルク社とは2015年4月に創薬共同研究開発契約を締結し、その後に順次開始した5つのプログラムでヒット化合物が見つかり、そのうちの1つはリード化合物として認定されています。PDPSの特性を理解し、使いこなしている企業と考えられます。今回の技術移管の第一ステップの終了により、さらに理解が深まることが予想されるため今後、これまで以上のペースでPDPSを用いた創薬開発に取り組んでいただけるのではと期待しております。

2018年12月21日金曜日

特殊ペプチドを用いた新たな診断/治療薬の共同研究開発に着手します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は12月18日に「特殊ペプチド技術を用いた新たなセラノスティクスの実現に向けた戦略的共同研究開発および商業化に関する覚書締結のお知らせ」をリリースしました。

何を目指しているのかというと、新たながん治療として世界的に注目が集まっている、RI(ラジオアイソトープ:放射性同位体)を用いた、診断と治療を一体化した医療(セラノティクスといいます)を、放射性医薬品の国内トップメーカーである日本メジフィジックス株式会社と、戦略的提携を行い共同研究開発することで実現しようというものです。

まだわかりにくいと思いますので、私がこの薬剤のメカニズムを聞いて思い浮かべたイメージをお伝えします。先週、テレビでシンゴジラの映画の放送をしてましたが、東京に上陸したゴジラを殺すために核を乗せたミサイルを使用したいのですが、従来の技術ではゴジラと共に東京23区も火の海になるので使用できませんでした。そこで新たな技術として、強力な放射線でありながらも到達した近辺のみで威力を発揮するα線を搭載したミサイルをゴジラ細胞特異的に到達するミサイルとして開発します。α線がゴジラ細胞のDNAだけを切断することでゴジラを死滅させるというものです。周辺に影響を与えることはありません。仮にゴジラが転移能力をもって日本の各所に同時多発的に出現しても対応できるというイメージです(私のイメージです)。

当社の特殊ペプチドは、狙った標的分子のところに到達し強く結合するという特性を持っています。今回はその能力を特定のがん細胞の表面にある標的分子へRIを届ける運び屋として活用するのです(RI標識したカーゴペプチドといいます)。ピンポイントでの医療の実現に、高い特異性を持った特殊ペプチドの果たす役割は大きくなるだろうことが予測されます。

セラノスティクスの概念とは、標的分子は同じで、カーゴペプチドも同じ、診断と治療でRIを変えるというコンセプトです。将来的には開発期間の短縮効果も出ると思います。

RIは放射線を放出する物質です。ごく微量とはいえ被爆国である日本人としては、「えっ、放射性物質を体内に入れるの」と思われるかもしれません。しかし、診断分野ではRIを活用した医療が広く普及しています。一方、治療用途としては、標的分子を発現している悪性のがん細胞のDNAだけを切断するために放射線を使用するため、強いDNA切断能を持つα(アルファ)線などを放出するRIを用いることになります。これは使い方によっては、がん細胞だけを死滅させる効果が期待できる一方で、標的分子への正しく届けることができなければ周辺の正常細胞に影響がでてしまうため、開発が進まない状況が続いていました。

ここを目指します。抗体を運び屋としてこの分野の開発を進めている企業はありますが、特殊ペプチドで開発に着手している企業はありません。世界初の試みとなります。特殊ペプチドは、抗体と比べて製造コストの面、薬物動態のコントロールの面などから優位性が高いと考えられます。医療におけるムダを排除するために個別化医療のニーズは高まっています。今回の戦略的共同研究開発はこれに応える分野と思います。

2018年12月20日木曜日

個人投資家向け会社説明会(高知県高知市)22/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。12月18日(火)の13時30分から高知県高知市にあるちより街テラス会議室において個人投資家向け会社説明会を開催しました。講師は会長の窪田が行いました。約30名の投資家が来られました。質疑応答の際に、質問者から質問の前に株式公開時から当社株をずっと投資、保有しておりその運用益で息子に東京・吉祥寺に家を買ってあげたというエピソードの紹介があり、会場がわきました。香川県から夫婦で来られたという熱心な方もおられました。ご参加いただいた皆さま、開催に協力していただいた香川証券高知支店の関係者に感謝いたします。

2018年の個人投資家向け会社説明会はこれで終わりです。来年についても47都道府県すべてでの開催を目指して積極的に進めていきます。すでに札幌、神戸、秋田、仙台での開催が決まっています。日程については順次ご案内していきますので、よろしくお願いします!

2018年12月18日火曜日

個人投資家向け会社説明会(滋賀県東近江市)21/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。12月17日(月)の14時から滋賀県東近江市八日市にあるエース証券八日市支店の2階ホールにおいて、個人投資家向け会社説明会を開催しました。講師は会長の窪田が行いました。寒かったにもかかわらず、75名もの投資家が来られ、会場はほぼ満席となりました。質問は3名からいただき、終了後も多くの方が窪田や私のところに質問に来られ、複数の方々と記念写真を取りました。ブログを見て県外から来られた方も複数おられました。

開催に協力していただいたエース証券八日市支店は、みなさん笑顔で対応していただき、とても気持ちのいい支店でした。ありがとうございました。

2018年12月11日火曜日

海外IR 米国

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。先週、当社の代表取締役社長・CEOのパトリックと取締役副社長の金城の2人が、米国で機関投資家とのIRミーティングを行ってきました。すでに株主の機関投資家から、初めて当社の話を聞く機関投資家まで、様々な投資家に対して当社の技術、ビジネスモデル及び成長戦略等を説明してきました。

昨日、両者から報告を受けましたが、とても充実した時間を過ごしたと言ってました。社長が米国人であり、ほぼ創業メンバーだということは、海外IRにおける当社の強みだなとあらためて感じました。

2018年12月4日火曜日

米メルク社から3つのマイルストーン収入

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。12月3日(月)の15時30分に、当社は米国Merck&Co.,Inc.(以下 米メルク社)との「創薬共同研究開発プログラムに係る3つのクライテリア達成のお知らせ」を発表しました。

3つのプログラムで、あらかじめ設定していたクライテリアを満たしたことから、それぞれマイルストーンフィー(目標達成報奨金)を受け取ることになりました。マイルストーンフィーは2019年6月期第2四半期の売上高に計上されます(金額は非開示です)。

米メルク社が開発を目指す創薬ターゲットに対して5つのプログラムで順調な進捗が明らかになりました。私は今回の報告を受けて、米メルク社にはPDPSから得られた特殊環状ペプチドを用いた創薬の経験、知識、ノウハウが着実に蓄積されているなと感じています。各プログラムのさらなる進捗と、それに伴う新たなマイルストーン達成の報告を楽しみにしたいと思います。

2018年12月3日月曜日

ウィルチェアラグビー・羽賀選手の入社

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。ウィルチェアラグビー(車いすラグビー)の羽賀理之(はが・まさゆき)選手が本日12月3日付で当社に入社しました。当社にとって2018年1月に入社した田邉耕一選手に続き、2人目のアスリート選手の入社となります。

羽賀選手は2016年のリオパラリンピックで日本代表に選出(銅メダルを獲得)、2018年にオーストラリアのシドニーで開催された世界選手権でも日本代表として活躍しています(金メダル獲得に貢献しました!)。

チームプレーで夢に向かってまい進する姿勢は当社のビジネススタイルと共通するところが多く、当社は当社社員となった羽賀選手の活動も全社一丸となって支援、応援していきたいと考えています。

2018年11月29日木曜日

高知県で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。12月18日(火)の13時30分から高知県高知市の「ちより街テラス 会議室(高知市知寄町2丁目1-37)」において個人投資家向け会社説明会を開催します。講師は会長の窪田が行う予定です。高知市周辺のみなさま、ご参加をお待ちしております。

なお、お問い合わせは香川証券 高知支店(高知市本町4-1-8)までご連絡(電話番号:088-823-0161)ください。

2018年11月28日水曜日

地域コミュニティとの交流

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は地域コミュニティとのつながりを大切に、地域イベントに積極的に参加しています。

27日(火)の13時から「殿町夜光クリーン大作戦」と名付けられた地域イベントが実施され、川崎市殿町のキングスカイフロントを含む、市道・殿町夜光線付近の歩道で、ポイ捨てごみの清掃活動を川崎市および立地企業等で行いました。

今回で7回目の開催となるそうですが、今回は51団体が参加し、町内会からの参加者も含めて合計117名もの参加者となりました。当社からは4名が参加しました。私はキングスカイフロント入り口にある公園の周辺を担当しましたが、たばこの吸い殻や缶、ペットボトルをはじめとする様々なごみを拾いました。実際の清掃活動は30分程度でしたが、収集されたごみは私の想定を超える量でした。最後に参加者全員で記念写真をとりました。みんな笑顔で、とてもすがすがしい気持ちになりました。

2018年11月18日日曜日

旭化成ファーマとの創薬共同研究開発でリードペプチドを取得

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。16日(金)の18時に、旭化成ファーマ株式会社(以下 旭化成ファーマ)との「創薬共同研究開発プログラムに係るリードクライテリア達成のお知らせ」を発表しました。

創薬ターゲットに対して見出された特殊環状ペプチドが、両社間であらかじめ設定していたリードペプチドのクライテリアを満たしたことからマイルストーンフィー(目標達成報奨金)を受け取ることになりました。マイルストーンフィーは2019年6月期第2四半期の売上高に計上されます(金額は非開示です)。

この創薬ターゲット(ターゲットは未公表)に関する創薬共同研究開発プログラムは、2017年10月にヒットペプチドを取得したことを発表しています。それから約1年という、創薬研究開発としては短期間でリードペプチドの取得を報告できたことはきわめて順調な進捗といえます。
ヒット及びリードの認定は製薬各社によって様々ですから定義を明記することはできませんが、一般的なイメージとしては、ヒットペプチドは創薬ターゲットの特定の部位に強く結合するという活性や特異性が認定のポイントとして求められますが、リードペプチドの場合はそれに加えて、薬としての特性(薬物動態や溶解度、安定性など)も兼ね備えていることを、あらかじめ両社間で定めたアッセイ系でクリアすることが求められます。高いハードルといえます。

旭化成ファーマは、旭化成グループのヘルスケア領域の事業会社として医療用医薬品、診断薬の分野で事業を展開しています。整形外科を中心に救急・集中治療、泌尿器、免疫、中枢神経などの領域で数々の有用な新薬を送り出した実績を持つ企業です。両社の研究者間の連携はとてもうまくいっているようであり、今後もこのスピード感を維持して、リードペプチドの最適化を進め、医薬品候補ペプチドの取得、そして臨床入りを目指したいと思っております。

2018年11月15日木曜日

読売新聞・大阪版に当社関連記事が掲載されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日、15日の読売新聞・大阪版の6面の関西経済欄に、関西で生まれたバイオ系のベンチャーとしてぺプチスターが紹介されています。

記事によると、当社会長でぺプチスターの社長でもある窪田は、なぜ関西に工場を建てたのかとの質問に対し、「関西には、弊社の技術に理解を示した企業が多く、一緒に考えて製品化し、売るまでの企業文化がある。技術で勝ってビジネスでも勝つ工場にしたい」と答えています。

2018年11月14日水曜日

滋賀県で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。12月17日(月)の14時からエース証券八日市支店の2階ホールにおいて個人投資家向け会社説明会を開催します。講師は会長の窪田が行う予定です。

会場は近江鉄道の八日市(ようかいち)駅から徒歩約12分です。参加ご希望の方は、エース証券八日市支店(滋賀県東近江市八日市上之町1-43)までご連絡(電話番号:0120-20-8655)ください。

2018年11月13日火曜日

神奈川建築コンクールで最優秀賞を受賞

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。第62回神奈川建築コンクールにおいて、一般建築物部門で当社の本社・研究所が最優秀賞を受賞しました。同コンクールは、県内の建築物の質の向上を図るとともに、安全で安心、かつ人や環境にやさしい魅力あるまちづくりを推進することを目的に、昭和31年から実施されている歴史あるものです。

12日(月)の午後2時から表彰式が神奈川県民ホールで行われ、当社からは受賞した本社・研究所のコンセプト、アイディアを中心になって立案した取締役副社長(エグゼクティブ・ヴァイスプレジデント)の舛屋が出席し、表彰状と記念品を神奈川県副知事から受け取りました。

2018年11月12日月曜日

週刊現代の人気連載「社長の風景」に当社社長パトリックが登場

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日、11月12日(月)発売の「週刊現代」11月24日号の「社長の風景」に当社社長のパトリックがインタビューと共に紹介されています(76~77ページです)。

「社長の風景」は、400回以上続いている週刊現代(講談社)の人気連載です。日本語でのインタビューにリックさんが頑張って日本語で答えたものをまとめたものであり、本人が伝えたかったことと若干のニュアンスの違いがあるかもしれませんが、ご覧ください。

私も横でインタビューのやりとりを聞きながら、いくつか「そうなんだ」と思う箇所がありました。

2018年11月11日日曜日

当社サンプルを乗せた小型回収カプセルが日本領海に着水・帰還

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月11日(日)に宇宙航空研究開発機構JAXA(ジャクサ)より、8日に国際宇宙ステーション(ISS)を出発した宇宙ステーション補給機「こうのとり」に搭載されていた小型回収カプセルが太平洋の南鳥島(東京都小笠原村)付近の海上に着水したことが午前7時6分に確認されたと発表されました。この小型回収カプセルの中には、当社のサンプル(宇宙結晶:標的タンパク質に特殊環状ペプチドが結合したものをISSの無重力環境下で結晶化したもの)が入っています。

同カプセルは、JAXAにより船で回収された後は、筑波宇宙センターに運ばれます。当社のサンプルは、そこで結晶を観察し、結晶の状態に問題がなければ、その後、兵庫県の播磨科学公園都市にある世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設(SPring-8)でX線構造解析を行う予定です。

これら一連の作業により、標的タンパク質のどの部位に、特殊環状ペプチドが、どのように結合しているかについて、高い解像度の構造情報を得ることができるのです。宇宙を活用することによる精度の高い情報が、“効果が高く、副作用が極めて少ない”医薬品を創出する基盤データになると考えられています。

これまで日本が開発した「こうのとり」はISSへ物資を届ける役割だけでしたが、今回初めて、ISSから地上へ物資を持ち帰るというミッションに挑戦しました。今回の試みが成功すると、当社の宇宙を活用した創薬の時間短縮が期待できることになります。

2018年11月8日木曜日

2019年6月期第1四半期決算を発表

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。7日(水)の15時30分に2019年6月期第1四半期の決算を発表しました。

売上高は5.5億円(前年同期比3.2倍)となりました。マイルストーン収入はありませんでしたが、9月25日に参天製薬と包括的創薬共同研究開発契約を締結したことによる契約一時金収入や、創薬共同研究開発契約締結企業との新規プログラムがスタートしたことによる研究開発支援金の増加などにより、前年同期比3.8億円の増収となりました。

従業員はこの3カ月間で5人増加し96名となりました。取締役を含めると103名と100名を上回る規模となってきましたが、経費のコントロールはうまく機能しており、四半期純利益は3,330万円と黒字を確保しました。

第1四半期の業績は、2019年6月期の通期計画に対して、ほぼ想定通りの業績数字となっています。社員は充実感をもって東大・駒場時代と比べて大幅に増えた仕事量をこなしています。私は順調と認識しておりますので、今後の進捗を見守っていただけたらと思います。

2018年11月2日金曜日

日経産業新聞に当社関連記事が掲載されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日、2日(金)の日経産業新聞に「失敗の山、掘り返せば新薬、iPS・スパコンで総当たり点検、先端技術で新用途発見」という見出しの記事が掲載されています。
その記事の中段あたりに塩野義製薬の取り組み(当社との契約に関する創薬共同研究開発)が紹介されています。

記事によると、

担当者によれば最初は半信半疑だったというが「常識外れの速さで有効な薬のタネが見つかった」
医薬品研究本部の塩田武司本部長は「従来の手法と比べてペプチドは格段に多様性があり、少し探すだけで薬のタネが見つかる。ヒット率の高さに興奮する」と話す。

などが記載されています。

2018年10月28日日曜日

台湾で機関投資家とIRミーティングをしてきました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。10月25日(木)、26日(金)の2日間、会長の窪田と台湾の機関投資家訪問IRに行ってきました。昨年の10月にも行きましたが、現地からの強いリクエストがあり、今回も同じメンバーで訪問しました。

2日間で12社を訪問、合計16名の機関投資家とミーティングを行いました。12社のうち半分の6社が昨年も訪問した先であり、残り6社は今回が初めての訪問でした。初めての投資家の多くは予定の1時間を超えても質問が途切れず、次のミーティングの開始時間を少しずつずらしてもらう事態となりました。一方、昨年に続いて今年もミーティングのリクエストをいただいた訪問先については、当社の理解度が高まっているのを感じました。

台湾の機関投資家は、創業者であり代表取締役会長である窪田から直に話が聞けたことにとても喜んでくれて、大半の投資家は「とても丁寧に説明していただきありがとうございました」との反応でした。台湾での機関投資家の保有株数が増加する手ごたえを感じております。

私は、当社への理解を深め、長期保有していただくファン層を拡げていくことがIR広報の責任者である私の役割と考えております。バイオアナリスト18年の経験から当社の技術とビジネスモデルの将来性に自信を持っており、今後も世界的に当社のファン層を拡大するために、地道に、誠実に、着実にIR広報活動を実施していく考えです。

今回の訪問IRも岡三香港の高関さんと通訳のHelenさんにサポートしてもらいました。すべての機関投資家においてアレンジ、帯同していただきました。謝謝!

2018年10月26日金曜日

田邉選手がBS日テレに出ます

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。BS日テレで10月27日(土曜日)の19時から「挑戦へのエール」という番組が放送されます。ウィルチェアラグビーの日本代表チームのエースである池崎大輔選手(2018年の世界選手権でMVP)から新星たちに送るエールを特集したものだそうですが、この中に当社の田邉耕一選手が新星の一員として鍛えられる側で出演予定となっています。ペプチドリームのユニフォームが目印です。目を凝らして見ていただけたらと思います。

2018年10月25日木曜日

月刊誌アートコレクターズに当社オフィスアートが掲載されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。株式会社 生活の友社が発行している月刊誌「アートコレクターズ(Art Collectors')」の11月号が10月25日(木)に発売されました。この52~53ページに「企業イメージをアーティストと創造する」として、当社のオフィスアートが、写真付きのインタビュー記事で紹介されています。ご覧ください。

2018年10月12日金曜日

打ち上げ失敗のロケットに当社サンプルは搭載されておりません

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。10月11日に打ち上げに失敗したソユーズロケットには当社の実験サンプルは搭載されていませんでした。簡単ですが、確認できましたのでご報告いたします。

第一四半期のIR

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。第一四半期(2018年7月1日から9月30日)のIR活動を集計しましたので報告します。

機関投資家との対話(電話会議含む)は、82社:113名です(決算説明会は含んでいません)。前年の第一四半期が83社:125名ですから前年とほぼ同水準となりました(バイオ企業ではかなり高い水準です)。
その内訳では変化がみられます。海外の機関投資家との対話は48社:62名となりました。前年第一四半期は44社:53名なので増加が顕著です。当社の本社・研究所を訪問したいという海外機関投資家からのリクエストが頻繁に私のところに届いています。

個人投資家向け会社説明会は4都市で開催し累計来場者数は270名です。前年第一四半期の開催は1都市のみですから、順調に増加しています。

IR広報ブログの更新は29回、前年第一四半期は23回ですので増加しています。今後も力を入れたいと思っています!

なお、当社の2019年6月期第一四半期の決算発表は11月7日(水)の15時30分を予定しております。

2018年9月28日金曜日

ペプチスターがWEBサイト開設

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社出資会社であるペプチスター株式会社(本社:大阪府摂津市、代表取締役社長:窪田規一)がWEBサイトを開設しました。かっこいいです。以下のURLをクリックしてご覧ください。
https://peptistarinc.com/

トップページにあるニュースの欄を見ますと、スペイン・マドリードで2018年10月9日から11日に開催されるCPhI Worldwide 2018に出展するようです。活動を開始していますね。

経営説明会にサプライズゲスト登場!

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9月27日(木)の10時から当社の第12回定時株主総会をグランドプリンスホテル高輪で開催しました。439名(昨年より74名の増加)が参加され、9名から質問があり、活発な議論の後に議案は原案どおり承認可決されました。金城が新たに取締役に加わる体制となりました。

株主総会の終了後、15分の休憩を経て、経営説明会を開催しました。会長の窪田から「菅教授の退任について」、金城より「今後の成長戦略と業績見通し」、舛屋より「研究開発プログラムの進捗」の説明を行った後に質疑応答を行いました。経営説明会の司会は私がしました。質問が途切れず、予定していた時間を20分オーバーしたので、地方から参加され帰りの飛行機や新幹線を予約されておられる株主で、終了後にお目当ての取締役との会話を楽しみにされておられる方がたくさんおられることを知ってましたので、私の判断で12時30分で経営説明会を終了させていただきました。

終了後は各取締役の周りに人だかりができてました。質問をされる方や握手を求められる方、写真撮影も行われ、和気あいあいの感じでした。窪田が大切にしてきた「せっかく来ていただいた株主の皆さまに満足いただくまで対応する」というカルチャーは今回もいきてました。

今回の経営説明会にはサプライズがありました。窪田のセッションの時に、菅教授本人がスペシャルゲストとして登場し、ミラバイオロジクスという新会社を創った経緯と株主・投資家が気にしている点について自らの言葉で説明してくれました。「私はペプチドリームの生みの親」「血がつながっていますので、生みの親である私が子供を見捨てることは絶対にありません」「サポートしていくのは生みの親の役割と思っています」「これからも私の研究室ではペプチドの研究をやってますので、新しい技術をペプチドリームにできる限りトランスファーして、より強い技術の確立を手伝っていくつもりです」と力強く話してくれました。

菅教授は話し終わった後に、ペプチドリームのすべての取締役と握手、そして司会の私とも握手をして会場を去られました。会場は拍手で見送りました。私は菅教授とのがっちりとしたあたたかい握手にとても感動しました。

2018年9月27日木曜日

参天製薬との契約締結

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は25日(火)、「参天製薬との包括的創薬共同研究開発契約締結のお知らせ」を発表しました。本契約に伴い、当社は参天製薬から契約一時金を受領します。

これで創薬共同研究開発の契約企業は19社となりました。19社の内訳は、国内製薬企業が7社、海外製薬企業が12社(米国企業が6社、欧州企業が6社)です。

当社にとって今回の契約は大きな意味を持っています。これまでは契約先企業に対し当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSを用いてヒット候補化合物の提供を行ってきましたが、今回はヒット候補化合物の先にあるリード候補化合物、そしてさらにその先にある開発候補化合物の特定まで(前臨床試験の一部)を当社が担当する内容になっています。

宇宙ステーションを利用した高品質タンパク質結晶化/構造解析、最先端のモデリング/インフォマティクスなどを使いこなす当社の優秀な研究員が、強い想い(パッション)をもって、化合物の最適化工程を一気通貫で行うことで、新規医薬品の研究開発のスピードアップが見込めると思います。当社にとってはマイルストーン収入の増加やその発生までの期間短縮につながることが期待されます。

参天製薬は、創業が1890年と歴史と実績のある会社です。眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーで、日本国内の医療用眼科薬市場のトップ、世界でも有数の眼科薬メーカーです。

参天製薬のチーフ・サイエンティフィック・オフィサー(CSO)兼 研究開発本部長のNaveed Shams(ナヴィード・ジャムズ)氏は「このパートナーシップにより、参天製薬は未充足ニーズに応える能力を強化・拡大していく所存です。今後、生物製剤や低分子医薬品に加え、特殊環状ペプチドが、眼疾患に対する新たな治療選択肢の一つとなることを期待しています」と述べておられます。

参天製薬と協業して進める次世代の眼科疾患治療薬の創薬研究開発の進展を楽しみに待ちたいと思います。

2018年9月23日日曜日

「こうのとり」7号機の打上げ成功

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9月23日(日)午前2時52分に国際宇宙ステーション(ISS)に物資を輸送する日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機を搭載したロケットが種子島宇宙センターから打上げられ、約15分後にロケットから切り離された「こうのとり」は無事に軌道投入に成功しました。

「こうのとり」7号機にはJAXAにISS内の「きぼう」日本実験棟での高品質タンパク質結晶生成を依頼した当社サンプルも載っています。

今回の「こうのとり」7号機は、宇宙で行われた実験のサンプルを新たに開発された小型カプセルに入れて持ち帰る(日本の領海の太平洋上でJAXAが回収する)という初の取り組みを計画しているそうです。
成功すると宇宙実験の使い勝手がさらによくなり、当社の研究開発効率があがる要因になると考えられ、個人的には年内に計画されている小型カプセルの回収にも注目しています。

なお、この打上げは当初、9月11日を予定してました。当社の窪田のもとにJAXAから種子島での打上げ視察の案内が来ており、「そうそう経験できるものではない」ということですぐに参加申込みを行い、とても楽しみにしてました。9月9日にJAXAから11日の打上げ断念決定の連絡が届いた時はとても残念がっていました。

2018年9月18日火曜日

この国の行く末2

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。先日のブログで紹介したようにBSフジの「この国の行く末2」という番組で9月8日と9月15日の2回に分けて、ナビゲーターの北尾吉孝氏(SBIホールディングス株式会社 代表取締役社長)と当社会長の窪田との対談が放送されました。放送を見ることができなかった方も放送の1週間後をめどに番組ホームページに掲載される予定であり、ご覧になれると思います。

この番組は、実際には1時間30分行われた対談を番組制作会社によって前編・後編それぞれ30分番組に編集されたものです。私は対談を会場の脇で聞いてましたが、打ち合わせもせずに、すぐに本番に入り、途中休憩なしで一発OKの対談でした。どのように仕上がるのか、伝えたかったメッセージが反映されるのか心配でしたが、きちんとまとまった内容となっており、安心しました。

ディレクターのむちゃぶりで急遽実演をさせられた窪田のヌンチャクもカットされずに入ってました(笑)。

個人的に一番印象に残っているのは、前編の菅教授のコメントです。「再生医療とか遺伝子治療とかいろんな方向で医薬の開発があると思うんですけど(中略)薬を飲んで治るのが一番いいんですよ」の箇所です。先進医療というと遺伝子を注入するとか細胞を埋め込む等のイメージがありますが、患者の立場で考えると一番ありがたいのは飲むだけで治る薬だと菅教授のコメントを聞きながら、改めてそうだなと思いました。ペプチドリームはそれを実現すべく、特殊環状ペプチドから得られる情報をもとに宇宙空間も活用しながら研究開発に力を入れています。

なお、菅教授のコメントは8月21日に番組制作会社のディレクターが東京大学にインタビューに行った時のものです。菅教授は当社の社外取締役を退任後も創業者として当社関連の取材に協力していただいております。ありがたいことです。

2018年9月9日日曜日

株主総会は9月27日です

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9月5日に招集ご通知を発送しましたので株主の皆さまはご存知だと思いますが、9月27日(木)の10時から当社の第12回定時株主総会を開催します。

当社の株主総会の参加者は2015年の98名から2016年が236名、2017年は365名と増加しています。そのため、今回は500人が収容できる会場を探し、グランドプリンスホテル高輪の地下1階「プリンスルーム」としました。昨年使用したホテル(グランドプリンスホテル新高輪)とは違いますのでご注意ください。

今回も昨年同様、株主総会の終了後に経営説明会を開催します。会長の窪田、社長のパトリック、エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントの舛屋と金城の4名が説明を行う予定です。現在、それぞれがわかりやすく伝えるための説明資料の作成を行っています。楽しみにしてください。私が司会を行う予定です。

なお、会場は品川駅の高輪口から徒歩約5分ですが、その道はさくら坂という名称通り、少し坂になっています。坂を歩くのはという方には、グランドプリンスホテル高輪を含めた近隣ホテル3つを順番に回る無料シャトルバスの乗り場が品川駅高輪口にあります。1時間に3本のペース(9時、9時20分、9時40分に高輪口発着所を出発予定)です。ご参考にしてください。

2018年9月8日土曜日

個人投資家向け会社説明会(沖縄県那覇市)20/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9月7日(金)の13時30分から沖縄県那覇市で個人投資家向け会社説明会を開催しました。講師の窪田は、仕事(SRL時代)やダイビングのために沖縄には「50回以上来た」という沖縄大好き人間だったこともあり、いい感じで会社説明ができたと思っています。

私は以前にテレビで沖縄には独自の沖縄時間(ウチナータイム)というものがあり、集合時間はほとんど守られないというバラエティー番組を見たことがあるので、開始時の参加者に関して少しだけ心配していましたが、開始時には30名の投資家がこられ、最終的にほぼ満席となる40名の参加となり杞憂に終わりました。質問も終了後を含めると5人の方からいただきました。ブログを見てきたんだよと声をかけてくださる方もおられ、私も沖縄好きになりました。ご参加いただいた皆さま、開催に協力していただいたSMBC日興証券那覇支店の関係者に感謝いたします。

昨年9月に47都道府県すべてで個人投資家向け会社説明会を行うと宣言しました。今回の沖縄で20/47となりました(先日の名古屋は昨年12月にも実施しておりカウントには入れません)。ペプチドリームは株主、投資家、広く社会の皆さまとの対話を重要視しています。ネットの時代になってきましたが、個人投資家向け会社説明会については、各都道府県に足を運び、投資家の皆さまにお会いして説明を行い、ご質問にお答えするという肌感覚でのコミュニケーションを大切にしたいと思っています。


2018年9月5日水曜日

BSフジの番組に出演します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日の日本経済新聞の社会面(35ページ)に広告が掲載されていますが、BSフジで毎週土曜日の18時から放送されている「この国の行く末2」という番組があり、今週の土曜日(9月8日)と来週の土曜日(9月15日)の2回に分けて、ナビゲーターの北尾吉孝氏(SBIホールディングス株式会社 代表取締役社長)と当社会長の窪田との対談が放送される予定です。ご覧ください。

2018年8月31日金曜日

日経ニューオフィス推進賞の表彰式

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月30日(木)の17時から日経ニューオフィス賞の表彰式が日本経済新聞 東京本社ビルで行われ、当社からは受賞した川崎本社・研究所のコンセプト、アイディアを中心になって立案した取締役エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントの舛屋が出席し「ニューオフィス推進賞」の賞状と記念の盾とを受け取りました。表彰式の後に開催された懇親パーティーは約200人の参加者で大盛況だったようです。

2018年8月30日木曜日

沖縄県那覇市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9月7日(金)の13時30分から沖縄県那覇市で個人投資家向け会社説明会を開催します。場所はSMBC日興証券沖縄コンタクトセンター(那覇市おもろまち1丁目1番12号 那覇新都心センタービル8階)です。当社の講師は会長の窪田が行う予定です。

SMBC日興証券那覇支店に協力していただきます。那覇市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。

2018年8月29日水曜日

ウィルチェアラグビー続報

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。ウィルチェアラグビーの続報ですが、28日(火)に田邉耕一選手が来社し、田邉さんの所属するチームが横浜市で行われた予選リーグを突破し12月に千葉市で行われる第20回ウィルチェアラグビー 日本選手権大会への出場権を獲得したことと、田邉さんが横浜大会個人賞を獲得したことを報告してくれました。よっしゃー!
当社の事業と同様に順調です。

2018年8月26日日曜日

ウィルチェアラグビーの応援に行ってきました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。25日(土)、新横浜にある障害者スポーツ文化センター 横浜ラポールに、ウィルチェアラグビーの田邉耕一選手の応援に行ってきました。田邉さんは現在、RIZE CHIBA(ライズチバ)というチームに所属しており、そのチームが参加するウィルチェアラグビー 日本選手権大会の予選リーグの試合が行われたからです。

私自身、初めてウィルチェアラグビーの試合を見ましたが、車いす同士がぶつかり合う音はすごいです。試合中に転倒した選手をスタッフが2人がかりで起こすシーンやタイヤの交換などが頻繁にあり、まさに真剣勝負です。私は応援席の最前列で見ましたが、選手がボールを追いかけて近づいてくる迫力は少し怖さを感じるほどでした。

試合は54対35で田邉さんの所属チームが勝ちました。8月25日は東京パラリンピックの開催日までちょうど2年という日でした。田邉さんが日本代表に選ばれたらいいなと思いながらペプチドリームオリジナルタオル持って応援しました。

※前列の右から2番目、背番号10が田邉さんです。

決算説明会を開催しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月24日(金)の15時から2018年6月期の機関投資家向け決算説明会を開催しました。会場は東京証券取引所2階の東証ホールです。暑い中、120名超の方が足を運んでくださいました、ありがとうございました。

当社からの出席者は、会長の窪田、社長のパトリック、エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントの金城です。司会は私が行いました。最初にパトリックが簡単な挨拶をし、その後、金城が決算概要と今後の成長戦略について約30分説明しました。通常であればその後に質疑応答ですが、今回はその前に窪田から菅教授の社外取締役の退任について説明し、その後に質疑応答としました。質問については6名のセルサイドアナリスト(証券会社に所属するアナリスト)から今後の開発スタンス、開発プログラムの内容、抗インフルエンザ薬、PDC、PETトレーサー、クリオ、業績予想、マネジメント体制、菅教授など多岐にわたる17の質問が出ました。質問が出尽くしたところでほぼ終了時刻(16時30分)となってました。

金城が決算説明会で使用した説明資料は、当日の17時30分に説明内容をポイントとして記載し、当社のWEBに掲載しましたのでご覧ください。上場以来、決算説明会資料はすべて窪田が作成してきましたが今回は金城が作りました。

決算説明会に参加できない人たちにも説明した内容が伝わるように説明コメントを工夫したつもりですが、20ページを超える資料を読みこなすのは大変かもしれません。私は決算説明会資料の16ページと17ページが今回のお伝えしたい中核部分と思っていますので、ここだけは目を通していただけたらと思います。16ページはペプチドリームの成長戦略の全体像のイメージ図です。今回、新たに作成したものです。説明としては17ページのポイントに当社のこれまでの歩みのエッセンスが書いてありますので、ぜひともお読みください。ペプチドリームの成長戦略はマザーズに上場した2013年からの「第1章」、東証一部に上場した2015年からの「第2章」、ぺプチスターを念頭に置いた2016年からの「第3章」と進めてきました。そして今回、パトリックが社長になって本格的にスタートした新体制が目指す成長戦略が「第4章」です。その目指す姿と考え方は17ページの下から8行の文章に書かれています(下のカッコ内の文章です)。また、それを図示化したものが17ページに示されています。

「まず前臨床ステージにおける自社ケイパビリティ拡張によって、自社パイプラインの開発を加速するとともに、より一層、パートナー企業の多様なニーズに応えることができる体制を構築してまいります。また、医薬品やPDC領域での有望な自社独自ターゲットを含めて、自社の強みを活かせる領域において戦略的、選択的に面の拡大を進めてまいります。特殊ペプチドの可能性については、従来の医薬品や診断薬の領域のみならず、広くヘルスケア領域全体で期待が寄せられており、当社ビジネスモデルとのフィットの観点から優先順位を付けつつも、その可能性を最大化していくことが重要と考えております」
※ケイパビリティは組織としての能力という意味です。

2018年にスタートした「成長戦略第4章」では、ペプチドリームの事業領域の進化をみなさまに目に見える形で示していきたいと思っています。

決算説明会終了後に親しいアナリストおよびファンドマネージャーの数人に説明会の感想を聞いてみたところ、よかったですよ、ご苦労様と言ってくれました。とりあえずほっとしています。

2018年8月23日木曜日

個人投資家向け会社説明会(愛知県名古屋市)

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月23日(木)にSMBC日興証券 名古屋支店主催の個人投資家向け会社説明会に行ってきました。3社合同(三井化学、信越化学工業、当社)の説明会だったこともあるでしょうが、約130名もの投資家が参加されました。

15時から会長の窪田が講師として話をしました。申し訳なかったのが、窪田が主催者から質疑応答を含めて50分と割り当てられていた講演時間を、説明だけで10分オーバーしたので、説明会の中では質疑応答の時間が取れなかったことです。いつもは事前にお願いした時間通りに話をまとめるので、すごい才能だなと感心していたのですが、今日は窪田にしては珍しく体内時計が大幅に狂ってました。

ただし、名古屋という土地柄でしょうか、熱心な投資家が多く、会社説明会終了後に窪田や、初めて個人投資家向け会社説明会に参加したエグゼクティブ・ヴァイスプレジデントの金城、そして私のところにも、それぞれ複数の投資家が質問に来られました。

明日の機関投資家向け決算説明会の準備があったことや台風の影響も懸念されたので、質問をすべてお受けした後に、急いで帰りの新幹線に向かいました。

2018年8月22日水曜日

朝日新聞に記事が掲載されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日、22日の朝日新聞の朝刊8面の経済欄に当社の記事が載っています。

今年5月のぺプチスターの地鎮祭に参加され、当社に興味をもった記者さんが、7月に入り窪田、舛屋、菅教授の3人にそれぞれインタビューを行い、それをもとに書かれたものです。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13645521.html?_requesturl=articles%2FDA3S13645521.html&rm=150

2018年8月11日土曜日

個人投資家向け会社説明会(静岡県沼津市)19/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月10日(金)の13時30分から静岡県沼津市の沼津リバーサイドホテルで個人投資家向け会社説明会を行いました。

私は新幹線とJR東海道線を乗り継いで開始時刻の2時間前に沼津駅に着いたのですが、講師の窪田は自分の運転で車で来たため、渋滞に巻き込まれて開催の10分程度前に到着しました。説明会に参加するためだけに愛知県からわざわざ来られた方がおられると聞いてましたので、私は冷や冷やしながら到着を待ちました。窪田は東京生まれの東京育ち、奥さんも同様ですので、「人生初めての帰省ラッシュを経験したよ。まいった」と言ってました。

約50名の投資家に参加していただきました。質問もたくさん出て、終わった後も追加質問がたくさんあって、投資家の皆さんの熱心さを肌で感じることができました。熱い中、足を運んでくださった投資家の皆さま、開催を手伝ってくださった、みずほ証券の関係者様、ありがとうございました。

なお、窪田は昼ご飯抜き(時間を見誤ったせいで自業自得ですが)でしたので、私は帰りのサービスエリアで窪田の遅い昼食につきあいました。

2018年8月9日木曜日

平成30年6月期決算 過去最高の売上高、利益を達成しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9日(木)の15時30分に発表した平成30年6月期(2018年6月期)の決算は、売上高、利益ともに過去最高を更新いたしました。

売上高は一部プロジェクトで期ずれが発生したため、期初に予想していた数字(70億円以上)は約6億円の未達となりましたが、利益はいずれも期初計画を達成しています。創薬共同研究開発の拡大契約による契約一時金収入や複数の企業からのPDPSの技術ライセンス料収入等が過去最高益のけん引役となりました。

新年度となる2019年6月期についても、引き続き売上高、利益ともに2ケタ成長を予想しています。従業員の増加(2018年6月末の91名から2019年6月末は15人の増加の106名予想)や研究開発費が前期比3.1億円増の12.3億円予想と大幅に増加する前提としていますが、それを新規契約やマイルストーン収入等でカバーする計画です。

ペプチドリームの業績は順調です。新年度も当社事業の進展拡大を見守っていただけたらと希望します。

2018年8月8日水曜日

JALの機内誌

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。航空会社JALの機内誌「SKYWARD」の今月号(2018年8月号)に株式会社 竹中工務店の広告が載っています(26ページ目です)。
そこには、竹中工務店が取り組んでいる「デザイン」「技術」「環境」の融合によって、新しい付加価値を持つ建築の創造の代表として、当社の本社・研究所が写真付きで紹介されています。JALグループの飛行機に乗られた際にはご覧ください。

2018年8月3日金曜日

キングスカイフロント 夏の科学イベント

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月1日、川崎市殿町のキングスカイフロントで、主に小学生を対象に、科学の楽しさを身近に実体験する「夏の科学イベント2018」が開催されました。当社は4名がスタッフとして参加しました。35℃近い猛暑だったこともあり、全員がおそろいのペプチドリームオリジナルタオルを首にかけて受付やカメラ係などを行いました。

主催者に聞いたところ、今年の参加者は約2,500名だそうです。昨年が約1,200名、一昨年が約900名なので倍以上の増加となりました。今年は新たに、国立医薬品食品衛生研究所(国立衛研)や日本メドトロニック株式会社メドトロニック イノベーションセンター、慶応義塾大学殿町タウンキャンパスが入っているリサーチゲートビルディング殿町2(RGB2)が参加し、スタンプラリーや羽田連絡道路の建設現場で工場現場で実際に使用されている建設機械の乗車体験などイベントの数や種類も充実したことが主因のようです。私もいくつかのイベント会場を回り、スタンプラリーの景品(バンドエイド)をゲットしました。
これをきっかけに科学好きな小学生が増えてくれたらいいなと思います。

Nature Reviews Drug Discovery誌で紹介

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。世界トップクラスの科学誌「Nature」が、創薬や医薬品開発分野の従事者を対象に「Nature Reviews Drug Discovery」という月刊誌を発行しています。その7月30日号のNEWS & ANALYSISの欄に、「Constrained peptides' time to shine?」 という見出しで、Constraind peptide(環状ペプチド)を用いた創薬に関する3ページの記事が載りました。

記事の最初は、環状ペプチドを用いた創薬が臨床後期に入ってきたことが紹介されていますが、記事の多くに当社の特殊環状ペプチドを用いた創薬及びそのビジネスが当社社長パトリックのコメントとともに紹介されています(パトリックのコメントは7か所掲載されています)。

当社が18の製薬パートナー企業等と100近いの特殊環状ペプチドを用いた開発プログラムを行っていること、それらのおよそ3分の1が細胞内を標的にしていること、経口投与を目指した開発も行われていること等が紹介されています。

見出しの「Constrained peptides' time to shine?」 は、環状ペプチドは輝ける時を迎えるか?という意味だと思いますが、記者が環状ペプチドは低分子医薬品や抗体医薬と比べるとまだニッチな医療領域だが、この領域が今後はより主流になる可能性があると考えていることが感じられる内容です。

第31回 日経ニューオフィス賞で「ニューオフィス推進賞」を受賞

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会(NOPA)が主催する「第31回 日経ニューオフィス賞」において、川崎市殿町の本社・研究所が「ニューオフィス推進賞」を受賞しました。

日経ニューオフィス賞は、ニューオフィスづくりの普及・促進を図ることを目的に“快適かつ機能的”なオフィスを表彰する制度です。第31回となる今年は、応募総数135件の中から16のオフィスが「ニューオフィス推進賞」に選ばれ、当社もその一つに選出されました(表彰式は8月30日予定)。

私もさまざまな職場を経験しましたが、このオフィスの快適さ及び機能性は群を抜いていると実感しています。私がいる5階からは、多摩川や羽田空港の飛行機の離発着、天候が良ければ富士山も見えます。この快適で機能的な本社・研究所から、世界の一人でも多くの方に「ありがとう」と言ってもらえる薬を少しでも早く創出したいと思っています。

2018年7月28日土曜日

事業内容の紹介動画を掲載しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の新本社・研究所の施設紹介動画をホームページに掲載したことを6月21日付のブログで紹介しました。見ていただきましたか? 海外の投資家からも評判が良く、ほっとしています。

第2弾として、当社の事業内容(Business Profile)の紹介動画を作製しました。説明するのに苦労する当社独自の創薬開発プラットフォームシステムPDPSを、少しでもイメージとしてとらえていただけるように工夫したものです。施設紹介動画と同様に、当社ホームページのトップページにあるIR広報ブログのバナーの上に掲載しました。4分間の動画です。時間があるときにクリックして見てください。日本語版と英語版の両方があります。

2018年7月27日金曜日

応援用オリジナルタオル

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社社員であるウィルチェアラグビーの田邉耕一選手の応援用にオリジナルタオルを作製し、全社員に配布しました。

チームプレーで世界トップという夢に向かってまい進するウィルチェアラグビーは当社のビジネススタイルと共通するところが多いと思っています。8月後半に日本選手権大会 予選リーグが開催されます。このタオルをもって応援に行こうと思っています。

2018年7月26日木曜日

川崎市の高校2年生による見学会に対応しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。7月25日(水)、川崎市臨海部国際戦略本部が主催した川崎市立 川崎総合科学高等学校 科学科2年生 約40名によるキングスカイフロント見学会を当社で受け入れました。私が講師として、当社1階ホールにて、ペプチドリームの技術や事業だけでなく、医薬品業界がかかえる問題点やESGを含めた企業価値の考え方など盛りだくさんの内容で約45分間の話をしました。私の考える“時代を読むキーワード”をいくつかまじえて伝えましたので1つでも頭に残ってくれたらいいなと思っています。最後にみんなで記念写真を撮りました。参加した学生の1人からはどういった能力、資格をもった人がペプチドリームに入社しているのですかという質問も受けました。

2018年7月20日金曜日

ESG情報を当社Webサイトに掲載しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。7月19日(木)に「サステイナビリティへの取り組み(ESG)に関する情報開示のお知らせ」をリリースしました。何のことかよくわからないとの問い合わせがありましたので、背景も含めて少し説明します。

現在、機関投資家の投資先企業の選定には、大きな変化が起きています。これまでは足元の業績、キャッシュフローや利益率などの財務情報が企業価値の判断材料として主に使用されて投資が行なわれていたのですが、2008年のリーマン・ショックを契機に反省と見直しが行われ、企業の非財務情報も含めて、中長期的に成長が持続可能な企業かどうかを判断するという動きが主流になっています。企業の非財務情報の判断材料となるものがESGへの取り組みなのです。ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance:企業統治)の英語の頭文字を合わせた言葉です。

これは特別なことではなく、人間の評価と同様だと思います。学生時代を思い出してください。学校での成績と社会性の両面から人物の総合評価がされていたと思います。主要5教科の成績がよくても、クラスで協調性がなく、ルールも守れない人間は、よい社会人として幸福な人生がおくれるかが懸念されるというのに似ています。

ペプチドリームとしては、環境(E)については、当社の中核技術であるPDPSは地球環境に極めて優れた技術という自負がありました。ヒット候補化合物を見つけ出す探索工程は、1本のミニチューブの中のわずか0.1ミリリットル程度の溶液中で行うという今までの常識では考えられないエコシステムだからです。
社会(S)についても、当社の代表取締役社長は米国人であり、従業員の女性比率についても40%と日本の主要製薬企業7社平均(23%)を大きく上回っており、政府が進める性別・国籍などで雇用や人事の社会的差別を行わないダイバーシティ(多様性)経営を実践しながら、雇用を増やし、成長を続けているという自負もありました。
しかし、これらはこれまで当社のホームページ(Webサイト)に情報として開示していませんでしたので、当社のESGに対する取り組みは専門の評価機関のレーティングで、情報なし扱いでゼロに近い評価となっていました。

「開示していないことはやっていないことと同じ」ということは機関投資家との対話で痛感しておりましたので、当社は今年に入り、金城や私を含めた社内4人でESGタスクチームを組み、対応を急ぎました。3月以降は毎週、会議を開催しESGの情報開示ページの作成を進めました。そして7月中旬の完成という目標を達成し、19日にWebサイト上の専用ページとして掲載しました。

今回作成したESGの情報開示は、環境(E)が3つ、社会(S)は4つ、ガバナンス(G)が3つの合計10項目を当社事業にとってマテリアリティ(重要性)の高い優先課題として特定し、それぞれに当社の基本方針と重点取り組みをまとめたものです。

当社の非財務情報であるESGへの取り組みは、優れている点もあると思っていますが、まだこれから改善していく点もたくさんあります。社長メッセージにありますように、当社は今後、サステイナビリティ(持続可能性)への取り組みの重要性を役職員が共有し、全社一丸となって取り組んでいくことを通じて、当社のミッションである「世界中の一人でも多くの方に『ありがとう』と言ってもらえる会社」を実現して参ります。

2018年7月13日金曜日

静岡県沼津市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月10日(金)の13時30分から静岡県沼津市で個人投資家向け会社説明会を開催します。場所は沼津リバーサイドホテル 3階 駿河です。当社の講師は会長の窪田が行う予定です。決算発表(8月9日予定)が終わっており、業績についても話ができると思います。

みずほ証券沼津支店に協力していただきます。申込についてはみずほ証券沼津支店にお電話(055-962-1113)でお問い合わせください。沼津市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。

2018年7月10日火曜日

個人投資家向け会社説明会(岡山県倉敷市)18/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。7月10日(火)の14時から岡山県倉敷市で個人投資家向け会社説明会を行いました。倉敷市は、今回の西日本集中豪雨(平成30年7月豪雨)で大きな被害が出た地ですので、開催できるか心配でしたが、協力していただいたいちよし証券倉敷支店の助言もあり実施いたしました。

通常は岡山駅と倉敷駅の間は1時間に6~7本のJRが走っているのですが、当日は1時間に1~2本と大幅な間引き運転となっていました。窪田とは「5人でも10人でもやりましょうね」と話していたのですが、50名近い投資家が参加してくださいました。窪田もいつも以上に熱が入っており、質問もたくさん出て、とてもいい会社説明会になったと思います。

大変な中、参加してくださった投資家の皆様、手伝ってくださったいちよし証券の関係者様、ありがとうございました!!

近畿バイオインダストリー振興会議主催セミナーでの講演

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。7月9日(月)にNPO法人 近畿バイオインダストリー振興会議が主催した会場参加型トークセミナーに窪田が講師として参加しました。会場は大阪市北区の大阪大学中之島センターです。参加者は60名強でした。

講師である日経BPの特命編集委員の宮田満氏と当社の窪田がそれぞれ1時間の講演をした後、約50分の会場参加型のフリートークを行いました。マスコミと企業人という立場は違いますが、それぞれ強烈な個性の講師2人が本音で日本バイオの現状、課題及び将来を話しましたので、会場はなかなかの盛り上がりでした。

終了後は名刺交換を求める長蛇の列となりました。窪田は前日の15時頃にパリから戻ってきたのですが、元気はつらつでした。


2018年7月7日土曜日

欧州で機関投資家とIRミーティングをしてきました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。7月2日から窪田とともにロンドン及びパリで欧州の投資家とIRミーティングを行ってきました。当社の大株主からまったく初めての方を含む14の機関投資家とそれぞれ約1時間の面談をしました(1時間を大幅に超え、ストップがかかることが多かったのですが)。

この海外IRは、昨年の11月頃にSMBC日興証券からロンドンで開催するカンファランスへの参加の提案があり、計画したものでしたが、菅さんの社外取締役退任に関する懸念から株価が下落していた時に、共同創業者であり代表取締役会長である窪田から直に説明できたことは、とてもいいタイミングでのミーティングになったと思います。

菅さんの社外取締役退任の背景を丁寧に説明し、社外取締役を退任しただけで菅さんとの関係は(飲み友達であることも含めて)変わらないこと、当社の事業が順調であること等を説明しましたので、株主の方は安心し、新規の方も当社に強い関心をもっていただけたと思います。

もちろん私も窪田の頑張りを横で見ていただけではありません。当社のカバーアナリストの大半の方から次から次へといただいた電話やメールでの質問にタイムリーにフル対応しました。日本の朝8時はロンドンでは深夜12時ですから7月2日と3日はほぼ24時間対応となりました。

欧州ではMiFIDⅡ(ミフィッド・ツー)と呼ばれる新たな制度(指令)が今年から施行されました。これにより証券会社が上場企業を招いて欧州で開催するカンファランスに対して、機関投資家が話を聞く場合は有料になりました。これまでは無料なので、時間が空いてるから日本から来た会社の話でも聞いてやろうかということもあったようですが、今年からはお金を払ってでも話を聞きたいと機関投資家に思っていただける企業しか欧州でのカンファランスに参加できなくなりました。おかげさまで当社の場合は、面談枠はいっぱいになりました。

当社が開発した創薬開発プラットフォームシステムPDPSを用いたビジネスモデルは、バイオ株の分析や投資に長年の経験・実績がある欧州の機関投資家にも高い評価をいただきました。ミーティングの最後にいずれの企業からもとても満足したと言っていただきました。

あらためて当社の技術とビジネスモデルに自信を深めた海外IRになりました。

2018年6月30日土曜日

菅教授の社外取締役退任について

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。創業者(技術ファウンダー)である菅教授が当社の社外取締役を退任するというニュースに驚かれたと思います。ご心配をかけていると思いますが、今回の辞任の理由は、ニュースリリースに明記しているように、利益相反に準じる関係が生じてしまう懸念を回避するためです。円満退任ですので、ご安心ください。

大学発バイオベンチャーであるペプチドリームは、創業以来、この利益相反に対して厳格に対応してきた会社です。菅研(東京大学の菅教授の研究室)とペプチドリームとは完全に分離し、研究資金についてペプチドリームは菅教授に頼らないこと、菅教授もペプチドリームに研究費を要求しないという明確なルールを設けて厳守してきました。創業者が大学の先生である大学発バイオベンチャーの場合、世間知らずの大学の先生が自分の会社と勘違いし、企業を財布のように考えて、自分の研究費用を出させることがまれに見受けられるのですが、ペプチドリームは利益相反が懸念される行為には最も厳格に対応してきました。

今回のことは、菅教授と他の大学教授との共同研究の成果を活用した新しい会社が設立されることになり、菅教授がそこでも社外取締役を務めることになったことがきっかけです。菅教授がペプチドリームの取締役会等で得た会社の開発戦略や提携交渉等をもう一方の会社で話すということ(及びその逆についても)は、菅教授が2006年7月にペプチドリームの取締役になって12年、ともに歩んできたペプチドリームの人間は全く疑っていませんが、第三者からみるとそのような利益相反に準じる関係が生じてしまうことを懸念する声もあり、李下に冠を正さずということで、その懸念を回避するために、当社の社外取締役を辞任する選択をなさることになりました。

なぜペプチドリームの方を辞任したのかと思われるかもしれません。ニュースリリース中の菅教授のコメントにありますように、菅教授はペプチドリームについては「技術ファウンダーの私からみても、ペプチドリームのもつPDPSは世界無二の技術として熟成しており、多くの大手製薬企業がその価値を極めて高く評価していることを身をもって感じています」と述べておられます。菅教授はビジネス側ではなく、アカデミア側の人間ですから、私は“知的好奇心”という観点から、世界大手製薬企業でその価値の評価が高くなっている熟成した技術より、共同研究から生まれたこれからの技術の方をより面白いとして選ばれたのではないかと推測しています。

ただし、菅教授のコメントを読んでいただくと、菅教授の“ペプチドリーム愛”が続いていることは伝わってくると思いますし、今後についても「新会社がペプチドリームとWin-Winの関係になれるよう邁進していく所存です」と書かれています。なお、今回のニュースリリースの菅教授のコメント、窪田さんのコメントともに、すべて本人が書いたものを一文字も訂正せずに、そのまま記載しています。

菅教授は特殊環状ペプチド(Macrocyclic Peptides/ Constrained Peptides / Pseudo-Nature Peptides)というカテゴリーを創り出した人物として世界的に知られています。菅教授の発表をずっと追っている菅ウォッチャーと呼ばれる研究者は世界的に増加しており、私もアナリスト時代から菅ウォッチャーの1人でした。私が窪田さんにペプチドリームに入るように誘われたときに、最終的に決断したのは菅教授からも一緒にやりましょうと声をかけられたからです。その私が、今年度最後のIR広報ブログで菅教授の社外取締役の退任について書かなければならないことはとてもつらいことです。しかし、社外取締役の肩書はなくなりますが、これからもペプチドリームの創業者であることに変わりはありませんので、このブログでは菅教授について引き続き情報提供をしていきたいと思います。

窪田さんと菅教授がペプチドリームを創業したのが2006年7月3日です。12年前に「たった一人でも良い。病気で苦しんでいる方に『ありがとう』と言ってもらえる仕事がしたい。それがペプチドリームの夢です。」をミッションとする会社として設立されました。いまやPDPSで見いだされたヒット候補化合物をもとにした医薬品開発プログラムが全世界で80を超えて動いており、製品化を目指しています。PDPSを活用した特殊環状ペプチド医薬品が製品化されれば、菅教授のノーベル賞受賞という、もう一つの夢(ドリーム)もほぼ確実になると私は予想しています。

菅教授はこのブログについても書き始めの頃に「岩田さん、ブログの評判いいですよ。どんどん書いてください」と声をかけていただき、励まされました。2018年6月期のIR広報ブログは今回を含めて累計で126となりました。7月からの新年度も当社の活動をなるべくタイムリーに、わかりやすく伝えている努力を続けますので、よろしくお願いいたします。

2018年6月29日金曜日

インターフェックスジャパンでの講演

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。6月27日(水)の15時30分から東京ビッグサイトで開催されたインターフェックスジャパンにおいて当社取締役エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントの舛屋がペプチド医薬品開発・製造の最前線というセッションで講演を行いました。講演のタイトルは「特殊環状ペプチド医薬品の現状と未来」です。

会場はほぼ満席でした。約1時間の話でしたが、新しいペプチド合成法がほぼ完成しつつあること、それによりコストの大幅な削減となりペプチド医薬品のハードルが下がるといった内容でした。ペプチド製造に関して「脈々と続く50年の歴史を変える」との力強いコメントがとても印象深かったです。

2018年6月28日木曜日

早稲田大学での講義

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。6月26日(火)の18時15分から窪田が出身大学の早稲田大学で講義を行いました。講座名は「グローバル・ベンチャー企業の創出と経営-起業家の価値創造戦略」で、早稲田大学グローバルエデュケーションコースに設置されている全学部・学年(大学院生含む)対象の講座です。

窪田が40分ほど講演を行い、担当教授である早稲田大学ビジネススクール教授の東出浩教氏と早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授の井上智治氏を交えた、受講生との質疑応答で合計2時間の講義です。受講生に「起業家精神」や「自立」等を考える機会を提供することが主旨ですので、窪田の話もビジネスモデルの作成方法や知財戦略の考え方など実践的なビジネスの話を実体験を含めて説明しました。講義の最後に学生へのメッセージを言われ「いろんなことをやってください。いろんなことに興味を持ってください」と答えてました。

窪田の熱のこもった話が伝わったのか、学生からは質問が途切れずあり、講義終了後もたくさんの学生が列をなして質問にきました。大学を出たのは21時近くとなってしまいました。

2018年6月26日火曜日

ジェネンテック社との創薬共同研究開発の拡大契約

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は25日(月)、「米国ジェネンテック社との創薬共同研究開発の拡大契約のお知らせ」を発表しました。本契約に伴い、当社は米国ジェネンテック社から契約一時金を受領します。

バイオアナリストを累計18年間やってきた私にとってGenentech(ジェネンテック社)は特別な存在です。「遺伝子組み換え技術」の発明者の一人である米カリフォルニア大学サンフランシスコ校のボイヤー博士が1977年に設立したバイオベンチャーのパイオニアであると同時に、新たな市場を創出してきた創薬バイオベンチャーの雄だからです。アメリカンドリームをバイオの世界で実現させた会社でもあります。
遺伝子組み換え技術を医薬品開発に応用しバイオ医薬品第1号となる糖尿病治療薬「インスリン」を開発し、第二世代のバイオ医薬品である抗体医薬についてもハーセプチン、アバスチンなど10を超える製品を開発し、一大巨大市場を創りあげたリーディングカンパニーなのです。

新たな創薬に関する先見性の高いジェネンテック社は、2015年12月に当社とPDPSを活用した複数の創薬標的タンパク質に対する創薬共同研究開発契約を締結しました。そして開発を開始して1年もたたない2016年7月にPDPSの非独占的技術ライセンス契約を締結しました。これにより、ジェネンテック社は創薬標的タンパク質の制約なく、自由にPDPSを用いた創薬研究開発が自社内で行えるようになっています。

そして今回、新たな複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発の“拡大契約”を締結しました。複数というのは2個という意味ではありません。プログラム数は開示できませんが、拡大契約と呼ぶにふさわしい数となっています。

現在の医薬品市場の勝ち組となっている抗体医薬の市場形成・拡大をけん引したジェネンテック社が、特殊環状ペプチドを用いた創薬にこれまで以上に力を入れることになりました。今後の進捗を楽しみにしたいと思います。

2018年6月23日土曜日

宇宙を活用した医薬品開発がテレビで紹介されました3

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。6月9日に「news every.サンデー」で紹介された、当社の宇宙(国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟)を活用した医薬品開発が、22日に英語版となって日本テレビの「日テレNEWS24」で放送されました。

HEALTH HINTS FROM THE HEAVENSのタイトルです。

http://www.ntv.co.jp/englishnews/

2018年6月21日木曜日

社長ランキング

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。週刊ダイヤモンドの最新号(6月23日号)の特集は「投資家必見!株式市場の最優秀社長2018」です。
週刊ダイヤモンドが独自の5指標(市場評価:企業価値向上率、収益性:EVA、経営規模;時価総額、情報発信力:市場との対話力スコア、権力自制力:ガバナンススコア)に基づき、東京証券取引所上場企業の時価総額上位300社の社長・最高経営責任者をランキングしたものだそうです。

社長就任1年未満は前任者ということで当社は会長の窪田が対象者となっていますが、窪田の総合順位は53位にランクされています。1つ上の52位がソフトバンクグループ株式会社の代表取締役会長兼社長の孫正義氏なので、いい評価をいただいたと思います。

私個人としては、窪田さんとは2012年からの付き合いですが、経営トップに必要な明るさ、バイタリティ、先見性に関して、これまでアナリストとして数百人の経営トップと会ってきましたがダントツだと思っています。

岡山県倉敷市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。7月10日(火)の14時から個人投資家向け会社説明会を開催します。場所はアパホテル倉敷駅前 9階(岡山県倉敷市阿知1丁目7-2)です。当社の講師は会長の窪田が行う予定です。

いちよし証券倉敷支店(電話:086-426-9151)に協力していただきます。申込み等については以下のリンクをご覧ください。倉敷市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。

https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=nhkh-pdrir-c80ad29b83b641b119b1ff6672958921&semID=2018061200002

本社・研究所の施設紹介動画を掲載しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。英語版ですが、当社の新本社・研究所の施設紹介動画をホームページに載せました。

IR広報ブログのバナーの2つ上に「Welcome to PeptiDream Head Office and Research Center」というのがありますのでクリックしてご覧ください。日本語版も現在作成を進めています。

2018年6月12日火曜日

J-Startup企業に認定されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。6月11日、当社はJ-Startup企業に認定されました。J-Startupとは、昨年12月8日に閣議決定された「新しい経済政策パッケージ」に掲げられた政府によるスタートアップ支援策です。


J-Startup事務局(経済産業省、JETRO、NEDO)が作成した資料によると、「世界で戦い勝てる企業を作り、世界に新しい革新を提供する。J-Startupは選ばれた企業を官民で集中支援し、成功モデルを創出します。」と説明されています。厳正な審査で選ばれたJ-Startup企業は、政府及び民間のJ-Startupサポーターが一丸となって集中的にサポートするそうです。


このことが今後、当社にどれほどのメリットをもたらすのかは、まだわかりませんが、実は認定が決まった6月11日は当社の上場5周年にあたる日でした。記念日に政府から贈り物をいただいた感じがして、ありがたい気分となりました。

ぺプチスターの産経ネット記事

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。ぺプチスターの地鎮祭に関連した内容を、産経新聞の大阪本社の記者が詳しく取材して本日、ネット記事として掲載しています。下のリンクでご覧ください。

https://www.sankei.com/west/news/180611/wst1806110003-n1.html


2018年6月9日土曜日

宇宙を活用した医薬品開発がテレビで紹介されました2

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9日(土)の日本テレビの夕方5時からのニュース番組「news every.サタデー」の中で、6月3日に宇宙から帰還した金井宇宙飛行士の紹介とともに、当社の宇宙(国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟)を活用した医薬品開発が5時14分から4分間、当社取締役・舛屋のコメントとともに紹介されました。

2018年6月8日金曜日

個人投資家向け会社説明会(三重県四日市市)17/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。6月7日(木)の15時から岡三証券四日市支店のセミナールームにおいて個人投資家向け会社説明会を開催しました。講師は会長の窪田が行いました。説明演題の副題は今回から「技術で勝ってビジネスでも勝てる日本!」に変更しました。

60名強の投資家が参加してくださいました。多数の質問に加え、質問の合間に「これからも頑張ってください!」との声援(エール)と拍手もありました。終了後は窪田のところに記念写真を求める方々が列をなし、なかにはサインしてほしいと言われる方もおられました。私も「ブログ読んでますよ」と複数の方に声をかけていただきました。とても盛り上がった会になったと思います。開催の準備をしていただいた岡三証券四日市支店の関係者様、ありがとうございました。

47都道府県すべてで実施すると宣言した個人投資家向け会社説明会は、これで47分の17です。17か所で合計1,220名の個人投資家に会社説明をすることができました。平成30年6月期の開催はこれで終わりですが、来年度もこのペースで頑張り、各都道県の皆さまに、当社が何をやっている会社であり、何を実現しようとしている会社か、そしてその将来性を直にお伝えしようと思っています。

2018年5月30日水曜日

キングスカイフロントA地区まちびらき

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社が本社・研究所を構えた川崎市殿町のキングスカイフロントで本日、A地区のまちびらきセレモニーが開催されました(当社はB地区に属します)。神奈川県知事、川崎市長ら7名によるテープカットが行われました。

目玉となる施設はホテルの進出です。「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」が6月1日にオープン予定です。客室数が186室あり、川崎臨海部で作っている使用済プラスチック由来の水素を熱源として使用するエコなホテルという特徴があるらしいのですが、個人的には最上階(5F)のテラスレストランに注目しています。ランチの選択肢が拡がることになり、とてもありがたく思っています。

キングスカイフロントA地区は先週金曜日にコンビニ(セブンイレブン 川崎キングスカイフロント店)もオープンしました。いずれも当社から歩いて6分圏内です。着実にインフラ整備が進んでいます。

2018年5月28日月曜日

ペプチスター本社工場 新築工事 地鎮祭

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。28日(月)の14時から開催されたペプチスター株式会社本社工場 地鎮祭に行ってきました。会場は塩野義製薬の摂津工場内(大阪府摂津市三島2-5-1)です。参加者は摂津市長、ペプチスターへの出資会社及び工事関係のトップら100名を超す方々です。

写真は、ペプチスター本社工場の完成予定の300分の1の大きさの模型です。研究開発棟(総合棟といいます)と2つの製造棟からなり、3つの棟すべてにペプチスターのコーポレートカラーであるブルーのストライプが入っています。研究開発棟があることは、ペプチスターが単なる特殊ペプチド原薬の製造受託会社(CMO)ではないことをあらわしています。

15時からは着工記念式典が約1時間行われました。ペプチスターの代表取締役社長である窪田さんの挨拶で始まり、ペプチスターの執行役員である舛屋さんの一本締めで閉会としましたが、一本締めの前に舛屋さんが話した技術開発に関する自信に満ちた内容は、参加していた多くの方々が高揚感を覚えたのではないかと思いました。

2018年5月25日金曜日

三重県四日市市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。6月7日(木)の15時から個人投資家向け会社説明会を開催します。場所は岡三証券四日市支店 セミナールーム(三重県四日市市諏訪栄町20-11)です。当社の講師は会長の窪田が行う予定です。

お問い合わせ先は岡三証券四日市支店(電話:059-353-1131)となっております。四日市市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。

宇宙を活用した医薬品開発がテレビで紹介されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。24日(木)のテレビ東京の夕方の経済ニュース番組「ゆうがたサテライト」の中で、宇宙ビジネスの特集があり、約3分間ですが、当社の宇宙(国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟)を活用した医薬品開発が、当社取締役・舛屋のコメントとともに紹介されました。

2018年5月24日木曜日

そーせいグループ株式会社とのコラボレーションで成果

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。24日(木)の8時30分に「そーせいグループ株式会社との戦略的共同研究において PAR2標的に対して高い親和性と選択性を有するペプチド・アンタゴニストを同定」をリリースしました。

当社とそーせいグループ株式会社(以下 そーせい社)の子会社であるHeptares Therapeutics社は、昨年6月に炎症性疾患の治療において重要な役割を担っているGタンパク質共役受容体(GPCR)を標的とする新規治療薬の研究開発・商業化を目的とした戦略的共同研究契約を締結しました。創薬ターゲットとした炎症性疾患の治療において重要な役割を担っているGPCRが「プロテアーゼ活性化受容体2(PAR2)」です。

PAR2は、細胞膜を7回貫通している構造の受容体で、体内の酵素(トリプシン等)によって受容体の細胞外にある端に近い箇所が切れ、その切れた先端領域が、同じ受容体の第2ループに結合することで活性化し、細胞内にシグナルを送るという独特の活性化機序をもつGPCRです。そのため、PAR2に働いて細胞内へ炎症促進のシグナル伝達を阻害する物質(アンタゴニスト)を見い出すこと(同定すること)は極めて難しいとされていました。

しかし、今回、両社のプラットフォーム技術(StaRとPDPS)を組み合わせることで、強い結合力と高い特異性を有する新規ペプチド・アンタゴニストが同定できました。しかもわずか2カ月未満で同定することができましたのでニュースリリースとさせていただきました。

2018年5月22日火曜日

個人投資家向け会社説明会(福島県会津若松市)16/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。5月22日(火)の14時45分から個人投資家向け会社説明会を開催しました。会場は会津若松ワシントンホテル(会津若松市白虎町201)です。講師は会長の窪田が行いました。

東京駅から山形新幹線で郡山駅まで行き、そこから高速バスで磐梯山を眺めつつ会津若松駅、そこから徒歩4分で会場です。所要時間は合計で約2時間半、近いですよね。

会社説明会は約120名の投資家が参加してくださいました。終了後に3名の方が質問に来られました。「ブログ見ているからね。昨年も参加したけど株主総会に今年も参加するよ」と声をかけてくれた株主さんもおられました。会津はいいところです。
開催の準備をしていただいた丸三証券会津支店の関係者様、ありがとうございました。

2018年5月20日日曜日

菅バンドの定期ライブ

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。5月20日(日)の12時から菅バンドのライブに行ってきました。
菅(すが)バンドとは、当社のコア技術の生みの親である東京大学の菅裕明教授(当社の社外取締役)が、学生時代の同級生と組んでいるバンドで、正式なバンド名はHopeless Bandといいますが、ペプチドリーム内では菅バンドと呼んでいます。

定期ライブは銀座6丁目の銀座TACT(タクト)というライブハウスで行われました。会場は満杯で、90名はいたのではと思います。今回は応援にプロのトランペット奏者(ふみえさん)も加わり、演奏はアンコール曲を含めて17曲。高校時代から演奏しているという曲や、今回が初披露という新曲(途中からやり直しがありましたが・・)、菅教授がボーカルとして歌を披露するなど様々なパターンで楽しませてもらいました。アンコール曲は、Dean Brown(ディーン・ブラウン)の『Just do it』で、1時間半のライブは盛り上がって終了しました。

私はほぼ最前列で見てました。私個人としては今回が初めての定期ライブへの参加だったのですが、一番感動したのは、休憩時間に菅さんの奥さんが「ブログをいつも見ています」とあいさつに来てくださったことです。すごくテンションがあがりました。

2018年5月18日金曜日

個人投資家向け会社説明会(新潟県新潟市)15/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。5月18日(金)の13時から新潟市のホテルオークラ新潟において個人投資家向け会社説明会を開催しました。講師は会長の窪田が行いました。

新潟は上越新幹線を使うと2時間です。近いですよね。新潟駅は駅を新しくする新潟駅N-PROJECTが進んでおり、変わろうという前向きな印象を受けました。

会社説明会は約60名の投資家が参加してくださいました。開催の準備をしていただいたみずほ証券新潟支店の関係者様、ありがとうございました。

塩野義製薬から2回目の技術ライセンス料を受領

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は17日(木)の15時に、「塩野義製薬株式会社による当社創薬開発プラットフォームシステム:PDPS運用開始のお知らせ」を発表しました。

当社のビジネスは、製薬企業とまず、創薬共同研究開発契約を締結します。製薬企業が持っている創薬ターゲット(タンパク)に対して、当社の数兆種類の特殊ペプチドからなるPDPSを用いて、製薬企業が見つけることができなかった医薬品候補物質(ヒット候補化合物)を創り出す作業を共同で進めていきます。ここでの成果を見て、創薬共同研究開発契約企業の中から新たな契約金を支払ってでもPDPSを自社で自由に使って創薬開発を行いたいとの要望がうまれることにより、当社はPDPSを非独占的にライセンス許諾する契約(技術貸与)による新たなビジネスも行っているのです(我々はテクニカルトランスファーの頭文字からTTと呼んでいます)。現在、この契約を締結している企業は5社です。

塩野義製薬は2017年6月に、このPDPSの非独占的ライセンス許諾契約を締結しています。契約締結時に契約一時金(技術ライセンス料)を受領し、そして今回、技術移管の第一ステップが終了したことで2回目の技術ライセンス料を受領することになりました(今後、技術移管に関して設定したクライテリアを達成した場合は3回目の技術ライセンス料を得ることができます)。各段階における金額は非開示ですが、平成30年6月期の通期業績予想の達成に向けて大きな進展があったといえます。

塩野義製薬は、これまでも熱心にPDPSを用いた創薬に取り組んでいただいておりますが、今回の技術移管により今後、これまで以上のペースで創薬開発に取り組んでいただけるのではと予想しております。

2018年5月14日月曜日

平成30年6月期 第3四半期決算の発表

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。14日(月)の15時30分に平成30年6月期 第3四半期の決算を発表しました。第3四半期累計期間(平成29年7月1日~平成30年3月31日)の業績は売上高が11.3億円、営業損益は13.2億円の赤字となりました。

平成30年6月期も第4四半期(4月1日~6月30日)のみとなりました。前年度は第4四半期の3カ月間で売上高34.7億円、営業利益23.8億円を確保しましたが、今年度は公表している業績予想を達成するにはそれ以上の数字を確保しないといけません。決算発表後に電話で問い合わせのあった各証券会社のアナリストの多くはこの件に関する質問でした。当社の見解は、今回発表した決算短信の5ページ目の(3)に明記しましたように、「当第3四半期累計期間の業績は、いずれの利益項目においても損失を計上しましたが、通期計画に対しては想定の範囲内の進捗であり、現時点においては、平成29年8月9日に発表いたしました平成30年6月期の業績予想を据置といたします。」というものです。これが業績に関する当社の投資家のみなさまへのメッセージです。

業績予想達成に向け、新規契約、既存契約の進捗に伴うクライテリア達成や契約内容の拡大など、さまざまな交渉や対応を進めています。当社の事業環境は引き続き良好とみており、残り1カ月半を見守っていただけたらと思います。

当社の事業が順調かどうかを判断する材料の1つとして、今期から開発プログラムの進捗状況を数字として開示することを開始しています。ホームページについては本日、その掲載方式を3カ月ごとの時系列に改めており、進捗状況がよりわかりやすくなっています。ホームページのパイプラインのページをご覧ください。

2018年5月3日木曜日

PETトレーサー・ペプチドの開発

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。ゴールデンウィーク前半、4月29日、30日と広島に行ってきました。毎回、広島に行くたびに思うことは、科学技術を人類の幸福のために使用する大切さです。

放射性物質はごく微量であれば、生体内の状況を分子レベルで伝えてくれる貴重な情報源となり、医療分野で多大な貢献をしています。

当社は今年2月に、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ(以下 BMS社)との共同研究開発プログラムにおいて、BMS社がバイオイメージング剤の臨床開発を開始したことを発表しました。バイオイメージング(分子イメージングともいいます)剤とは、生物が生きた状態のまま、外部から生体内のタンパク質などの様々な分子の挙動を観察することを可能にする薬剤(診断薬)です。今回のバイオイメージング剤は、がん細胞の目印となる“がん抗原”に特異的に結合する特殊環状ペプチドをPDPSにより見い出し、それをごく微量の放射線(ガンマ線)を放出する放射性同位元素(フッ素18等)を組み込んだ化合物(放射性リガンド)と結合させた構造(PDC)となっています。これをPETという医療機器と組み合わせることで、がん細胞の悪性の度合い(特定のがん抗原を高発現したがん細胞かどうか)、体内のどこにどのように分布しているのかがわかるだけでなく、治療を開始した後に治療効果が出ているかどうかをモニタリングできるようになると予想されます。PETを使用することでターゲットの追跡が可能という意味で、このような薬剤をPETトレーサーと呼んでいます。

特殊環状ペプチドを用いたPETトレーサー(以下 PETトレーサー・ペプチド)の優れたところは、役割を終えたら体内から消えるようにニーズに合わせた設計が可能なことです。また、様々ながん抗原に対して開発が可能です。私は、抗がん剤をより的確に使用するために、PETトレーサーの使用が拡大すると考えており、今後は抗がん剤とセットでPETトレーサー・ペプチドの開発ニーズが高まると予想しています。PETトレーサー・ペプチドは抗がん剤とセットとして使用される診断薬としてグローバルスタンダードが目指せる将来性の高い事業へと発展する可能性を秘めていると思っています。

2018年4月27日金曜日

理論は難しいが、作業は容易で楽しいPDPS

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月13日(金)に東京大学弥生講堂で開催された「微生物酵素による『ものづくり』」というテーマのシンポジウムに行ってきました。菅教授の講演を聞くためです。昨年6月にペプチドリームに入社してから菅教授の講演を生(ライブ)で聞くのは初めてでワクワクしながら行きました。会場は満杯で菅教授は「天然物から学ぶ特殊ペプチドと擬天然物創薬への道」と題して、パワフルな、自信あふれるオーラでの講演を約40分行いました。当社のベースとなる技術ながら「すっごいなぁ」と思って聞いてました。

私もペプチドリームに入社し11カ月が経ちましたが、社外の人間だった時と違った感覚で聞けたのは、菅教授の「技術のコンセプトは混ぜるだけ」という講演中の言葉です。本当にそうなのです。
PDPSの理論は難しいです。少なくとも高校生の生物の知識が必要です。でも、PDPSを使って医薬品の種となる候補物質(ヒット化合物)の探索を当社の研究所で行っていますが、新しく入った新人研究員が2~3週間の研修を受けることで扱えるようになり、即戦略となるのです。それは菅教授が目指した「混ぜるだけ」というコンセプトに基づいて構築された技術だからです。

製薬企業から送られてきた創薬標的タンパク質は磁性ビーズと混ぜるだけ。1兆種類以上の特殊環状ペプチドのライブラリーもリボソーム、フレキシザイム、アミノ酸、非天然型アミノ酸(人間の体を構成する20種類のアミノ酸以外のアミノ酸のこと)、tRNA、試薬などを混ぜるだけでできます。研究者は毎日、1兆種類以上の特殊環状ペプチドを作成します(活きの良さも特徴の1つだと私は思っています)。この2つを混ぜて、創薬標的タンパク質に結合した特殊環状ペプチドを磁石を使って回収し、その情報をもとにヒット化合物を創成していくのです。PDPSを用いると有望な候補物質がほぼ必ず見つかるので研究者は楽しそうに作業をしています(私も一度やってみたいと思っています)。当社の研究者の離職率がほぼゼロに近いことはここに起因していると私はみています。

2018年4月26日木曜日

パートナー企業の記載

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社のホームページの内容の見直しに関し、本日、もう一カ所修正を行いました。

「事業内容」の項目の中の「アライアンス・パートナー」の箇所です。これを決算短信で示している、PDPSを活用した3つの事業戦略:①創薬共同研究開発契約、②PDPSの技術ライセンス、③戦略的提携による自社パイプラインの拡充に沿って、契約順に記載しなおしました。世界地図での契約年の表記も改めました。

舛屋がこの世界地図がパートナー企業で満杯になるとの将来予想を最近の講演で話してましたが、私も当社独自の創薬開発プラットフォームシステムであるPDPSはそれくらいのポテンシャルをもった技術だと思っています。

論文の掲載

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。投資家に限らず広く社会の皆さまが当社の実態を認識できるよう、当社のホームページの内容を順次、見直していこうと思っています。

まず最初に手掛けたのが論文の掲載です。海外の機関投資家(バイオアナリスト等)から特殊ペプチドやPDPSに関して、「しっかり勉強したいので論文があったら送ってください」と頻繁にリクエストをいただいております。内容は難しいのですが、それに応えることができる論文を当社から出すことができました。専門的な内容なのでこれまではホームページ掲載にそぐわないかなと思っていたのですが、それを掲載することにしました。

当社ホームページの「事業内容」の項目の中に「技術情報」というのがあり、そこに「4.参考文献」という欄を新たに設けました。ここに論文へのリンク先を貼り付けました。青文字のリンク先をクリックし、そこで出てきた赤色のDownload PDCをクリックしてください。当社4名による論文:Constrained Peptides in Drug Discovery and Development がダウンロードされます。なお、論文はすべて英語で書かれています。

今回は専門家向けの内容ですが、今後、動画やアニメーションなどを用いた説明を作成していこうと考えており、準備しています。

米メルク社から今期2度目のマイルストーン

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は25日(水)、米国Merck&Co.,Inc.(以下 米メルク社)との「創薬共同研究開発プロジェクトに係る3つ目のクライテリア達成のお知らせ」を発表しました。3つ目の創薬ターゲットに対して見出された特殊環状ペプチドが、あらかじめ設定していたクライテリアを満たしたことからマイルストーンフィー(目標達成報奨金)を受け取ることになりました。マイルストーンフィーは今18年6月期第4四半期の売上高に計上されます(金額は非開示です)。

2015年の医薬品売上高で世界4位に位置する製薬世界大手の米メルク社(米国、カナダ以外ではMSD社という社名を使用)とは、2015年4月29日に複数の創薬標的タンパク質に対して、特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発契約を締結しました。両社の良好な協調関係により、17年6月に1つ目の創薬ターゲットに対して見い出された特殊環状ペプチドがクライテリアを達成し、その後、17年11月に2つ目の創薬ターゲットに対して同様にクライテリア達成、そして今回、3つ目のクライテリアを達成しました。創薬力を補うために有望な医薬品及び新薬候補品を持つ会社を買収するという戦略をとる製薬大手が増えている中にあって、1年間で3つのヒット化合物を見出し、将来の新薬候補物質といえるHit-to-Lead Stageに入ったということは、医薬品業界で注目される動きだと思います。

証券市場では、またクライテリア達成のニュースか、と受け取られているようですが、私は米国メルク社が当社のPDPSのすごさを感じておりメルク社内での評価がさらに高まったという効果だけでなく、当社と創薬共同研究開発の契約締結交渉を進めている複数の企業に対して、1年間で3つのヒット化合物が見出され、Hit-to-Laed Stage入りしたことは、かなり強力なインパクトを与えたのではないかと考えています。

2018年4月19日木曜日

窪田のインタビュー記事

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月19日(木)、ソフトバンクグループのSBクリエイティブが運営する準会員制サイト「ビジネス+IT」に、当社会長・窪田のインタビュー記事が掲載されました。ぜひご覧ください。 


 

 

2018年4月18日水曜日

新しい基幹産業の創出

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月18日(水)の13時15分から東京ビッグサイトで開催中のCPhl Japan 2018において行われた窪田さんの講演「世界初の特殊ペプチドCMOを目指す!」を聞いてきました。今回はペプチスター株式会社代表取締役社長としての講演です。

会場は満席で、立ち見も20人程度おられました。主催者の方も驚かれてました。約1時間の話でしたが、①特殊ペプチドに関して、②特殊ペプチド創薬の現状、③ペプチスターの紹介、という3部構成で話をすすめました。技術に関してもかなり詳しく説明しました。③の説明の中に、ペプチスターが目指すイノベーションという箇所がありましたが、それらの内容は「それができたらすごいよね」と私が思うものが多くありました。

「オールジャパンで、新たな基幹産業を創出する」との結びの言葉は、参加した企業関係者の心に響いたのではないでしょうか、講演終了後は窪田さんと名刺交換を求める長蛇の列ができました。

この講演に先駆けて、ペプチスター株式会社から「資金調達のお知らせ」がプレスリリースされました。それを見ますと、主な出資予定企業に新たな出資先として産業革新機構(ニュースリリースされてます)や三菱商事、竹中工務店などが含まれており、そうそうたるメンバーだなという気がします。

このニュースリリース後にアナリストやマスコミ数社から出資先企業に関して問い合わせが多くありましたので私なりの解説をしておきます。オールジャパンで日本に新たな基幹産業を創出しようとしているペプチスター株式会社に対し、参加する企業には3つの協力パターンがあるとみています。1つ目は技術開発での参加企業、2つ目は資金面での参加企業、3つ目は技術開発(または事業支援)と資金の両面での参加企業です。様々な企業が様々な形で協力を申し出てくれて、ペプチスターは目標に向けて動き出しているのです。

窪田さんの講演時の写真を、主催者の許可を得て撮影しましたので掲載します。窪田さんがペプチスターの協力企業群を示した時の写真です。これが今回の講演のキモ(水戸黄門の印籠)と思って撮りました。まさにオールジャパン体制ですよね(今後も協力企業は増える可能性はあるようです)、間もなく工場建設が始まるようです。進展がありましたらご報告します。

2018年4月12日木曜日

機関投資家向け新本社・研究所見学会を開催

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11日(水)の14時から国内機関投資家向け新本社・研究所見学会を開催しました。約50名の機関投資家(アナリスト、ファンドマネージャー)が参加しました。参加者には新幹線で片道3時間以上かけて来られた方もおられました。

社長のパトリックが海外出張だったため、取締役の舛屋がこの研究所のコンセプトや研究開発の取り組みについて説明し、エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントの金城からこの3月からスタートした新たな組織体制について説明したのちに3グループに分かれて研究所の見学を行いました。

IR担当の私としては、機関投資家のみなさんから要望の高かった本社・研究所の見学会をなるべく早く実施しようと模索していたのですが、プロジェクトの数の大幅な増加、それに伴う研究者の増強が続き、さらに新しい組織体制がスタートする等したので、社内調整が難航していました。年度内開催が実現できたことを私自身が誰よりもうれしく思っています。これにより当社の理解が少しでも深まればと希望しています。

2018年4月6日金曜日

当社のロゴ入りユニフォーム

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2020年の東京パラリンピックにおいてウィルチェアーラグビー日本代表を目指している田邉耕一選手(2018年1月入社)の当社ロゴ入りのユニフォームが出来上がりました。

今年の3月17日、18日の2日間、みんなあつまれ2017実行委員会が主催し、神奈川県/横浜市/川崎市/相模原市/神奈川県市長会/神奈川県町村会が後援して、横浜の赤レンガ倉庫イベント広場で「みんなあつまれ」というイベントが開催されました。2日間の延べ来場者は11万3,000人だったそうです。その中の【スポーツでみんなあつまれ!】のコーナーでは神奈川県出身の田邉選手も参加しウィルチェアーラグビー体験会が行なわれました。今後はこのようなイベントにも当社のロゴ入りユニフォームを着て参加することがありそうです。

2018年4月4日水曜日

個人投資家向け会社説明会(石川県金沢市)14/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月4日(水)の13時30分からSMBC日興証券金沢支店の支店3階ホールにおいて個人投資家向け会社説明会を開催しました。講師は会長の窪田が行いました。

金沢は新幹線が開通して近くなりましたね、東京駅から金沢駅まで2時間半です。予定よりも早く会場に着きましたので、道路の向かい側にある尾山神社をお参りしました。桜が満開でとてもきれいでした。

会社説明会は55名の投資家が参加してくださいました。開催の準備をしていただいたSMBC日興証券のみなさま、「あんやとー」


2018年4月3日火曜日

当社の知財戦略が特許庁のHPに掲載

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。特許庁が実施した平成29年度 知的財産国際権利化戦略推進事業において取りまとめたられた「ベンチャーの知財戦略事例集」が4月3日(火)に特許庁のHPで公表されました。

21-22ページに当社の知財戦略が載っています。ご覧ください。

http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/chousa/pdf/kokusai_kenrika/h29_01.pdf

2018年4月1日日曜日

ペプチスターへの追加出資

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月30日(金)にペプチスター株式会社(以下 ペプチスター)へ18億円の追加出資することを発表しました。

特殊ペプチド原薬の受託製造会社(CMO)であるペプチスターに関しては、当社、塩野義製薬、積水化学工業の3社(創業3社といいます)が、2017年9月1日の設立時に各社1億円ずつ共同出資を行いました。今回も創業3社は同額の18億円ずつを追加出資します。今回は創業3社に加えて新たに14社が資本参加を予定しています。なお、14社の会社名は現段階では非公開です(払い込み完了以降は開示されるのではと私は予想しています)。ただし、筆頭株主が創業3社であることに変わりはなく、いずれも増資後の出資比率は17.3%となる予定です。

ペプチスターは、昨年11月に国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)と委託環境整備契約の締結を行い、総額90億円の委託費配分を受けると発表しております(この90億円は無金利の融資といえ、目標達成した場合に15年以内で全額を返済するというお金です)。この90億円と今回の出資による資金調達を合わせた金額は約200億円と推察されます。工場を完成させ、安定稼働までに必要な資金を確保できたのではないかと私はみております。

世界ナンバーワンの品質で、コスト競争力もある世界最大規模の特殊ペプチド原薬CMOの建設へ、さらに一歩踏み出したと思います。当社のパートナー企業及びパートナーを検討していただいている企業に対し、いいメッセージになったと思っています。

2018年3月31日土曜日

時価総額増加率 ランキング

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月31日(土)の日本経済新聞 朝刊19面に、時価総額5,000億円以上の企業を対象として、2017年度の時価総額の増減率(17年3月末終値と18年3月末終値の比較)ランキングが掲載されています。当社は増加率ランキングで第5位(2.23倍、時価総額6,712億円)となっています。

時価総額(株価×発行済み株式数)は、世界中の投資家が様々な角度から分析・評価し、投資行動を起こした結果、数字であらわされる企業価値といえます(日経新聞は記事の中で“株式市場における成績表”と表現しています)。IR広報担当の私としては最も重要視している数字です。2018年度も増加率ランキング上位に記載されるよう当社取締役及び従業員が一丸となって励みたいと思います。

2018年3月30日金曜日

敷地内の桜

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の川崎本社の敷地内に桜の木が3本あります。昨日は満開状態だったのですが、ブログで紹介しようと思ったのが今日の夕方でしたので、葉っぱが混じった写真となってしまいました。

当社の成長とともに、この桜も年々大きくなると思います。来年はもっと成長したきれいな桜の写真を掲載する考えです。

2018年3月29日木曜日

福島県会津若松市でIRセミナーに参加します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。5月22日(火)の13時から開催される丸三証券会津支店主催のIRセミナーに参加します。会場は会津若松ワシントンホテル(会津若松市白虎町201)です。当社の会社説明は14時45分から1時間、講師は会長の窪田が行う予定です。

会津若松市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。問い合わせ先は丸三証券 会津支店(電話:0242-24-1211)となっております。よろしくお願いします。

CPhl Japan 2018で窪田が話をします

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月18日(水)に国内最大級の国際医薬品原料・中間体展「CPhl Japan 2018」において、窪田がペプチスター株式会社 代表取締役社長の立場で13時15分から1時間話をします。演題は「世界初の特殊ペプチドCMOを目指す!」です。

会場は東京ビッグサイト 東3ホール コンファレンス会場Fです。聴講は無料ですので、関心があるお方はCPhl Japanのホームページから申し込んでください。

2018年3月27日火曜日

個人投資家向け会社説明会(東京・日本橋)13/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月26日(月)の13時から東海東京フィナンシャルギャラリー・日本橋において個人投資家向け会社説明会を開催しました。講師は会長の窪田が行いました。50名を超す様々な年齢層の投資家様が参加してくださいました。質問も複数あり、終了後も窪田のもとに追加質問に来られた方もおられました。

開催の準備をしていただいた東海東京証券の関係者様、ありがとうございました。

2018年3月23日金曜日

海外IR ロサンゼルス/サンフランシスコ

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社会長・窪田と海外IRに行ってきました。今回の訪問先は米国・西海岸(ロサンゼルス、サンフランシスコ)です。3月20日、21日の2日間で機関投資家6社を訪問してきました。

創業者であり代表取締役会長である窪田から直接、話を聞くことに海外の投資家も喜んでくれました。ファンになってくれるのではとの手ごたえを感じる会社も複数ありました。東京は季節はずれの雪が降って寒い日が続いたようですが、こちらは天候にも恵まれました。“晴れ男”は海外でも健在でした。

今回の海外IRに協力していただいたSMBC日興証券の関係者様、ありがとうございました。

当社サンプルを乗せたロケットの打ち上げ成功

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月22日(木)午前2時44分にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から、JAXAに宇宙での高品質タンパク質結晶生成を依頼した当社サンプルが乗ったソユーズロケットが打ち上げられ、無事に軌道投入に成功しました。

約2日後となる3月24日の午前4時41分にソユーズ宇宙船が国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングを計画しており、ISS内の「きぼう」日本実験棟で様々なミッションを行っておられるJAXA宇宙飛行士の金井さんのもとに届く予定となっています。

「ペプチドリーム発、“きぼう”経由の医薬品」への第一歩となる、打つ上げの成功にまずはホッとしています。

2018年3月18日日曜日

個人投資家向け会社説明会(山形県鶴岡市)12/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月17日(土)の14時からヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(HMT)と共同で個人投資家向け会社説明会を開催しました。場所は鶴岡メタボロームキャンパス(鶴岡市先端研究産業支援センター)のレクチャーホールです。当社の講師は会長の窪田が行いました。約70名の投資家が参加してくださいました。

私自身、鶴岡市が慶應義塾大学の協力のもとにバイオテクノロジーの拠点(バイオクラスター)づくりを行っていることを情報としては知ってましたが、実際に訪問するのは初めてでした。慶応義塾大学 先端生命科学研究所 所長の冨田勝氏も窪田の話を聞いてくださり、説明会終了後に施設の案内をしていただきました。キャンパス内での増設が続き、現在は隣接地に水田テラスと名付けられたホテルの建設も進んでいるそうです。

47都道府県すべてで実施すると宣言した個人投資家向け会社説明会は、これで47分の12です。参加していただいた投資家のみなさま、開催の準備をしていただいた荘内証券の関係者様、「もっけだの」(庄内地方の方言でありがとうございます)。

※会社説明会後に冨田所長、HMTの菅野社長と窪田で記念写真を撮りました。

2018年3月17日土曜日

IPO大賞表彰式・記念講演

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月16日(金)に東京ニュービジネス協議会主催の第12回 IPO大賞 表彰式・記念講演会が東京・高輪のシナガワグースで行われ、参加してきました。

当社は上場後4年経過企業(2012年10月から2013年9月の間にIPO)から選出されるグロース部門で大賞に選ばれ、記念の盾と副賞30万円をいただきました。
100名を超す若手起業家と起業を志す学生に対して、窪田はIPOに際しての助言も含めた記念講演を約40分行いました。その後に行われた懇親会では窪田のまわりにはいつも人の輪ができてました。

2018年3月15日木曜日

石川県金沢市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月4日(水)の13時30分からSMBC日興証券金沢支店(石川県金沢市南町4-65、百万石通り・金沢ニューグランドホテル隣)の支店3階ホールにおいて個人投資家向け会社説明会を開催します。講師は会長の窪田が行う予定です。

金沢市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。詳細は以下のリンクをご覧ください。

https://www.smbcnikko.co.jp/cgi-bin/service/office/info.cgi?cd=363

2018年3月10日土曜日

個人投資家向け会社説明会 11/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月9日(金)の13時30分から野村證券千葉支店の支店3階ホールにおいて個人投資家向け会社説明会を開催しました。講師は会長の窪田が行いました。40名近くが参加してくださり、講演後は質問に加えて応援のメッセージもいただきました。ありがとうございました。

当日は午前中に川崎の本社で会議があったため、窪田の運転で東京湾アクアライン経由で会場に向かいました。「車の運転好きが高じて大学卒業後に日産自動車に入社した」、「運転技術はF1ドライバー級」など窪田の運転に関する話はいろいろと聞いてましたが、これまで窪田の車に乗る機会はありませんでした。今回初めて助手席に乗せてもらいましたが、確かにプロ級の運転技術でした。快適な千葉県でのIRとなりました。


2018年3月8日木曜日

外国人持株比率

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の外国人持株比率が17年12月末で31.4%となり、30%を上回りました(17年6月末は27.9%)。

社長のパトリックを除いた海外機関投資家ベースでは17年12月末で27.1%です。17年6月末が23.4%ですからこの半年間で3.7%上昇しました。
国内機関投資家の持株比率も半年間で3.0%上昇し21.7%となっています。17年12月末時点の当社の機関投資家の持株比率は半年間で6.7%上昇し48.8%となりました。

海外機関投資家向けIRは引き続き活発に行っております。2月27日にSMBC日興証券主催のJapan Executive Conference Tokyo 2018に参加し、海外投資家13社とミーティングを行いました。3月8日はみずほ証券主催のJapan Opportunities 2018に参加し海外投資家3社とミーティングをしました(いずれも会長の窪田が対応しました)。定期的に当社の話を聞きたいとの海外機関投資家が増えている実感です。
「日本にもこのような優れた技術及びビジネスモデルのバイオ企業があるんだよ!」と世界に伝えたいというのが私のIR活力の源になっているので、海外機関投資家が当社を評価し持株数が着実に増加していることは明日へのエネルギーになります。

2018年3月5日月曜日

米サンディエゴの学会で菅教授が講演します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月2日から6日まで米国カリフォルニア州サンディエゴのHilton Bayfrontにおいて、第13回 Drug Discovery Chemistry(創薬化学学会)が開催されます。その中の分科会の1つに"Macrocyclics & Constrained Peptides"カンファレンスがあり、4月5日に当社の共同設立者であり社外取締役でもある東京大学の菅裕明教授の講演(Featured Presentation)が予定されています。演題はThe RaPID Discovery of Bioactive Pseudo-Nature Peptidesです。日本語訳すれば「生物活性をもつ擬天然ペプチドの超高速発見」となります。擬天然とは天然物を模倣したという意味です。

菅教授は特殊環状ペプチド(Macrocyclic Peptides/ Constrained Peptides / Pseudo-Nature Peptides)というカテゴリーを創り出した人物として世界的に知られています。菅教授の発表をずっと追っている菅ウォッチャーと呼ばれる研究者は世界的に増加しており、菅教授のプレゼンテーションは今から話題になっているようです。

キッチンカー

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月23日より週2回、お昼時に当社の玄関前駐車場にキッチンカーが出店することになりました。窯焼きハンバーグのお店です。私も本日初めて利用しましたが、温かくおいしかったです(650円でした)。ちょっぴりうれしい変化です。当社の社員だけでなく、隣のライフイノベーションセンターからや羽田連絡道路工事の関係者も買いに来ているようです。

2018年3月3日土曜日

山形県鶴岡市で個人投資家向け会社説明会を共同開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月17日(土)の14時からヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(HMT)と共同で個人投資家向け会社説明会を開催します。場所は鶴岡メタボロームキャンパス レクチャーホール(山形県鶴岡市覚岸寺水上246-2)です。当社の講師は会長の窪田が行う予定です。

お問い合わせ先は荘内証券 鶴岡支店(電話:0235-24-2100)となっております。鶴岡市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。

2018年2月26日月曜日

東京・日本橋で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月26日(月)の13時から東海東京フィナンシャルギャラリー・日本橋(東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント1階)のセミナーラウンジにおいて個人投資家向け会社説明会を開催します。講師は会長の窪田が行う予定です。

会場は日本橋高島屋より銀座方面へ徒歩2分と足の便もよく、東京周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。詳細は以下のリンクをご覧ください。なお、当社では受付できませんのでご注意ください。

東京エリア セミナー案内 | 東海東京証券

2018年2月25日日曜日

AsiaTIDESでパトリックが話をします

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。核酸(Oligonucleotide)とペプチド(Peptide)を用いた治療薬の国際会議・AsiaTIDES:Oligonucleotide & Peptide Therapeuticsが2018年2月27日から3月1日まで京都市のウェスティン都ホテル京都で開催され、初日の2月27日(火)の14時半から当社の代表取締役社長パトリックが基調講演を行います。演題はRecent Progress in the Discovery and Development of Macrocyclic Peptides(大環状ペプチドの創薬と開発の新たな進展)です。

AsiaTIDES: Oligonucleotide & Peptide Therapeutics | Kyoto, Japan

※すみません、パトリックは急用ができまして、当日は舛屋が代わりに講演しました。

2018年2月24日土曜日

科学誌『Nature』

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。世界トップクラスの科学誌『Nature』の2018年2月8日号に、COMMERCIAL SPACE EXPLORATION IN JAPANという記事広告が掲載されました。その中に当社がJAXAと契約を締結して、宇宙空間を利用して実施している標的タンパク質と特殊環状ペプチドの高品質な共結晶を用いた新薬開発が紹介されています。英語で書かれていますが、夜の当社の新本社・研究所の外観写真も載ってますので、ご覧ください。

2018年2月23日金曜日

第2四半期決算説明会

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月22日(木)の15時から2018年6月期第2四半期決算説明会を行いました。会場は東京証券取引所2階の東証ホールです。みぞれが降る寒い中、110名超の方が足を運んでくださいました、ありがとうございました。

スピーカーは会長の窪田が務めました。約50分の説明の最後に、新組織体制を紹介し3月1日付でエグゼクティブ・ヴァイスプレジデントに就任予定の金城が自己紹介を兼ねた挨拶を行いました。

説明の後の質疑応答では6名の方から、開発プログラムの内容、新規抗インフルエンザ薬PD-001、米国BMS社のPETトレーサー、ペプチスター、業績予想と、多岐にわたる質問をいただきました。窪田がてきぱきと答えましたので、満足していただけたのではと思っています。

2018年2月18日日曜日

抗インフルエンザ薬PD-001

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は2月7日(水)の16時に、「新規抗インフルエンザ薬PD-001の前臨床試験結果のお知らせ」を発表しました。

当社は、昨年8月9日に発表した17/6月期の決算短信の中で「自社創薬については、特殊環状ペプチドを医薬品として活用するアプローチとして、抗インフルエンザウイルス特殊環状ペプチドPD-001についてGLPに準拠した前臨床試験を開始しており、17年末にデータ収集の終了を計画しております」と記載したこともあり、新規抗インフルエンザ薬PD-001について進展があったらきちんと報告したいと思っていました。

前臨床試験の最初のステージであるGLP準拠の毒性試験が終了し、これまでの解析結果からは、さらなる開発に問題となる点がないことが判明しております。臨床試験にもっていくための第一関門をクリアしたと考えられるため、このタイミングで開示しました。

簡単に、当社が開発を目指している抗インフルエンザ薬を紹介します。インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起きる病気です。感染から発症までは3つの段階に大別できます。①感染・細胞内へ侵入(インフルエンザウイルスが患者の細胞に結合し、細胞内に侵入し、膜融合することで細胞内にウイルスの本体である遺伝子RNAを挿入する)、②細胞内での増殖、③細胞外へ放出の3段階です。

既存のインフルエンザ治療薬はいずれも③の過程を阻害するもので、細胞内で大量に増殖したウイルスが細胞外に拡がっていくの防ぐ作用の薬です。この薬は細胞内でのウイルスの増殖は阻害できません。
一方、現在話題になっている塩野義製薬が自社創製した新規インフルエンザ治療薬S-033188「ゾフルーザ錠」は、②の段階に作用する薬です。ウイルスの増殖に必須なRNA複製過程の最初の反応となるmRNA合成の開始を特異的に阻害するため、細胞内でのウイルスに対して強い増殖阻害を示すことが期待できる新しい作用メカニズムです。18年2月2日に開催された厚生労働省の部会で承認が了承されています。

これに対して、当社のPD-001は、①の段階に作用します。インフルエンザウイルスの表面には2種類の釘(くぎ)のような形をしたタンパク質があります。2種類の手を持っているとイメージしてください。①の段階、細胞にくっついて細胞内に侵入するする際にはこの2つの手のうちヘマグルチニン(HA)と呼ばれる手を使います。ちなみに、細胞から出ていくときにはもう一方の手(ノイラミニダーゼ:NAと呼ばれています)を使用します。特殊環状ペプチドであるPD-001はこのHAを標的タンパク質としております。

当社がこれからフェーズⅠ臨床試験に入る前にやるべき作業として、ヒトでの投与量を決めたり、単独でいくのか併用でいくのか、併用ならばどの既存薬との組み合わせるのかなどを決めること等が必要となります。この開発作業を加速するために、いくつかの製薬企業と共同開発もしくはライセンスアウトに向けた話し合いを行っております。

私は今年の1月中旬に人生初のインフルエンザにかかりました(A型でした)。熱が39度あり、体がきつく、這うような感じで病院に行きました。その経験から様々な症状に対応した、よりよい治療薬が早く出てほしいと実感しています。新たな進展がありましたらまた報告させていただきます。

2018年2月16日金曜日

千葉県千葉市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月9日(金)の13時30分から野村證券千葉支店(千葉市中央区富士見1-14-13)の支店3階ホールにおいて個人投資家向け会社説明会を開催いたします。講師は会長の窪田が行う予定です。

千葉市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。詳細は以下のリンクをご覧ください。なお、当社では受付できませんのでご注意ください。

http://www.nomura.co.jp/branch/branch/chiba.html

2018年2月14日水曜日

平成30年6月期 第2四半期決算の発表

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。13日(火)の15時30分に平成30年6月期 第2四半期の決算を発表しました。第2四半期累計期間(平成29年7月~12月)の業績は、売上高が9.1億円、営業損益は8.9億円の赤字となりました。

発表後に電話で問い合わせのあった各証券会社のアナリストの多くは「ほぼ想定線でサプライズはありませんね」という冷静な反応でした。昨年11月に第1四半期決算の発表の際には、驚かれたアナリストやファンドマネージャーが多かったのですが、当社の収入・費用構造を丁寧に説明してきた効果が出てきたのでしょうか、当社の業績に対する理解が進んでいるように感じています。

第2四半期累計業績も赤字となりましたが、第1四半期(平成29年7月~9月)と第2四半期(平成29年10月~12月)では内容が大きく異なっているとみております。

収入面では第1四半期は、新規契約による契約一時金もなく、研究開発の順調な進捗に伴うクライテリア達成によるマイルストーン収入もありませんでしたので、売上高は1.7億円にとどまりました。しかし、第2四半期は独バイエル社との創薬共同研究開発の新規契約による契約一時金があり、マイルストーン収入も旭化成ファーマ、米国メルク社、米国リリー社、塩野義製薬の4社から受領しました。このため、第2四半期の3か月間だけを切り出すと売上高は7.4億円となっています。

費用面についても、第1四半期は米国クリオ社への一時金約3億円の支払い(研究開発費として計上)と移転関連費用(約2億円)という2つの特殊要因があったため、3か月間の費用(売上原価と販売管理費の合計金額)は12億円(月平均4億円)とふくらみ、これが主因で営業損益は10.3億円の赤字となりました。これに対して、第2四半期はこれら一時的な費用の発生がなかったために3か月間の費用は6億円(月平均2億円)に抑えることができました。このため、第2四半期の3か月間だけを切り出すと営業損益は1.3億円の黒字に転換しています。

今回発表した決算短信の5ページ目の(3)に書きましたように、「当第2四半期累計期間の業績は、いずれの利益項目においても損失を計上しましたが、通期計画に対しては想定の範囲内の進捗であり、現時点においては、平成29年8月9日に発表いたしました平成30年6月期の業績予想を据置といたします。」これが当社からみなさまへのメッセージです。

当社の事業が順調かどうかを判断する材料として、今6月期から新たに「開発プログラムの進捗状況」を数字として決算短信およびホームページで開示することを開始しています。平成29年6月末の進行プログラム数は60でしたが、9月末で68となり、12月末には82と増加ペースが大きくなっています。それらのうちHit-to-Lead(リード化合物)のステージに入っているプログラム数は、平成29年6月末が23でしたが、12月末で29に増えています。今後はこれらの多くが前臨床試験に入り、その後に臨床試験へと移ってゆき、当社の業績をけん引すると考えています。

2018年2月10日土曜日

下関市で個人投資家向け会社説明会開催とパワースポット

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月9日(金)に個人投資家向け会社説明会を山口県下関市で行いました。証券市場が大荒れの中、約30名の投資家が野村證券下関支店に来てくださいました、ありがとうございました。

説明会の終わったあとに、私のところに「私も下関西高校卒業生」という先輩が来てくれました。「ブログを見ているよ、応援してるから頑張ってね!」と声をかけていただきました。故郷はあたたかかったです。窪田のもとにも4~5名の方が来られてました。

説明会終了後、私は窪田と別行動で、長門國の一宮である住吉神社(住吉荒魂本宮)を参拝しました(新下関駅から歩いて20分程度です)。境内には“驚異のパワースポット”として知られる武内宿祢(たけのうちすくね)の手植えと伝わる楠の木があります。武内宿祢は、5代の天皇に仕えた忠臣かつ長寿で知られ、紙幣にも採用されたレジェンドです。タッチして、しっかりとパワーをいただいてきました。

2018年2月9日金曜日

雪景色の鳥取・米子市で個人投資家向け会社説明会を開催

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月8日(木)に個人投資家向け会社説明会を鳥取県米子市で行いました。約30名の投資家が雪が積もって足元の悪い中、野村證券米子支店に来ていただきました。ありがとうございました。

山陰地方も大雪との情報で、開催できるか心配してましたので、計画通り会長の窪田が講師として開催できてほっとしています。

裏方ではドタバタ劇がありました。当初は、当日の9時25分に窪田と私はともに羽田空港発-米子空港着の飛行機で来る予定でした。しかし、大雪で飛行機が欠航または着陸できないリスクを考えて、私だけは前日の7日のうちに米子に行っておこうと思い立ち、飛行機を予約しましたが、予約していた便が雪のため欠航との連絡がお昼過ぎに入りましたので、急遽、鉄道で行くことに変更し、新幹線と特急「やくも」を乗り継ぎ、8時間かけて夜の9時半過ぎに米子に入りました(雪のため特急「やくも」が間引き運転をしたために岡山駅で1時間半以上待たされました)。
7日の午後4時には新規インフルエンザ薬に関するニュースリリースを出しましたので、これに対するアナリストやマスコミからの問い合わせにも電車の中や駅で対応しました。
そういう苦労したにもかかわらず、結局は当初計画していた当日の飛行機は時間通りに運航しました。窪田からは「ご苦労様」とのねぎらいの言葉とともに、「僕は晴れ男だから、大丈夫だったのに」と言われました。やっぱり、持っている人間は違うなぁというのが実感です。

47都道府県すべてで実施すると宣言した個人投資家向け会社説明会は、これで47分の9です。これから山口県下関市に向かいます。


2018年2月4日日曜日

MIT学生向け日本技術スタディツアー

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月2日(金)に米MIT(マサチューセッツ工科大学)学生向け日本テクノロジーのスタディツアー(IDJ)を受け入れました。

このIDJ(Innovation Discovery Japan)という企画は、日本の技術があまりに工学系大学の世界最高峰である米MITの学生に知られていないという事実に危機感を覚えたMITの日本人留学生有志が始めた活動です。「日本が世界に誇る技術を、トップ理系大学であるMITの学生に知ってもらう」というコンセプトのもと、選出されたMIT学生が日本の大企業、ベンチャー企業、大学・研究機関を実際に訪問し、見学・インタビューする企画であり、昨年の同時期に1回目が行われ、2回目となる今回は東京・名古屋・京都・大阪を訪問しました。

とてもいい企画と思いますが、日本国の支援は得られていないそうです。今回のオーガナイザーによると、金銭的な問題のためにモチベーションが高くても日本に来れないという学生をサポートするために、MITやスポンサー企業、クラウドファインディングなどに支援を募り、渡航費や滞在費の費用の一部をまかなったそうです。川崎・殿町の当社には10名の学生が来られましたが、訪問時にサプライズがありました。私はマイクロバス等で来られるものと勝手に思い込んでいたのですが、当社の最寄り駅である京急(大師線)の小島新田駅から雪の中、みなさん歩いて来られました。

当社では社長のパトリックが企業紹介を行い、取締役の舛屋が研究所見学の案内を行いました。Q&Aでは当社の技術への質問だけでなく、米国人が日本のベンチャー企業の社長を務めていることに関心が高く、日本企業と米国企業の違いなどにも質問がたくさん寄せられました。最後にみんなで記念撮影を行い(撮影者は私です)、約2時間の見学会は終了しました。みなさん笑顔で帰られましたので、期待に応えることができたのではないかなと推測しています。オーガナイザーの方からも学生はかなり盛り上がっていたとのコメントをいただきました。

今回の話はMIT出身者の菅教授経由で持ち込まれた話です(菅教授はMITで博士号を取得しております)。当社としては企業の社会参画が求められている時に、よい社会貢献活動ができたことをありがたく思っております。

2018年2月2日金曜日

「IPO大賞」グロース部門での大賞を受賞

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月1日(木)に一般社団法人 東京ニュービジネス協議会(略称:NBC)から「第12回 IPO大賞」のグロース部門での大賞に当社が選出されたと発表されました。

「IPO大賞」は、NBCにより2006年に創設された、IPO(株式公開)を実施した企業に対する新たな表彰制度です。「グロース部門」での大賞とは、株式上場後4年経過し、企業として拡大発展し日本経済活性化のけん引役を担う新たなビジネスモデルのベンチャー企業から選出されます。

NBCからは、2012年10月から2013年9月までに上場した51社から選出したが、審査会で当社の評価が非常に髙く、他社を寄せ付けない強さであったとの報告をいただきました。

3月16日に表彰式が開催されます。受賞者の記念講演(当社は会長の窪田が行う予定です)の後に、若手起業家と起業を志す学生約100名及びNBC会員の企業経営者約50名らとの交流会が計画されています。日本経済の活性化に貢献できれば幸いです。

2018年1月27日土曜日

ダボス会議

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の技術紹介動画を含む、内閣総理大臣官邸 国際広報室作成のInnovation Japan動画が、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の中の日本政府主催の企画で紹介されました。

官邸国際広報室は、日本発の革新的技術を世界に向かって紹介するInnovation Japan動画をシリーズとして作成し、世界中の財界要人が集まる場を優良な広報機会として、様々なメディアを使って情報発信されておられます。当社の技術紹介動画も多くの要人にご覧いただけたのではと思います。
官邸国際広報室のみなさん、感謝です。

 https://www.reuters.com/brandfeatures/davos-society5.0



技術で勝ってビジネスでも勝つ!!

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。1月27日(土)に日本経済新聞社が主催した「ニッポンの革新力」シンポジウムに行ってきました。当社会長の窪田が「革新力を生み出すために必要なこと」をテーマとしたパネル討論のパネリストの1人として登壇したからです。会場の六本木アカデミーヒルズは、300名の席の多くが埋まってました。

パネル討論の始めに各パネリストが自己紹介と会社紹介を兼ねたプレゼンを約5分間行いました。窪田は「技術で勝ってビジネスでも勝つ!!」という演題で話をしました。言い古された言葉に「技術で勝ってビジネスで負ける日本」というのがあります。要素技術は日本で開発されたのに、事業化は欧米企業が行い、利益のほとんどを持っていかれている状況を言い表したものです。アップル社のiPhoneがその代表例ですが、医薬品業界も同様の状況が起きています。そう言われるのが悔しいので、ペプチドリームは菅教授が開発した、100年に1度出るか出ないかの技術であるフレキシザイムを中核として、ビジネスに結び付けられる技術体系およびビジネスモデルを構築したといった内容の話をしました。パネル討論でも、参加者の参考になる示唆に富んだ話を提供していたのではと思います。
窪田はシンポジウム終了後に3人の方から握手してくださいと言われてました。なかなかの人気です。

なお、司会者によると、このシンポジウムの内容は2月10日以降に日本経済新聞の紙面に載るということです。

2018年1月26日金曜日

個人投資家向け会社説明会 8/47

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。1月26日(金)に今年最初の個人投資家向け会社説明会を茨城県水戸市で行いました。約30名の投資家が寒い中、SMBC日興証券水戸支店まで足を運んでくださいました。ありがとうございました。質問も4人の方からいただきました。

47都道府県すべてで実施すると宣言した個人投資家向け会社説明会は、これで47分の8です。今月は茨城県だけとなりましたが、2月は鳥取県米子市と山口県下関市での開催が決まっています。

2018年1月25日木曜日

PDPSと国際宇宙ステーションの融合

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。1月24日(水)にJAXA主催のイベント;国際宇宙ステーション・「きぼう」利用シンポジウム~拡がる、上空400キロメートルの舞台~に行ってきました。会場の丸の内オアゾ フクラシアはぎゅうぎゅうとまではいきませんが、かなり席は埋まってました。宇宙利用の関心の高さがうかがえます。

当社取締役の舛屋が「無限大の可能性の中から答えを見い出すPDPSと国際宇宙ステーションとの融合」というタイトルで約20分の講演を行い、「近い将来、ペプチドリーム発、“きぼう”経由の医薬品を患者さんに届けます」というメッセージで締めくくりました。

「きぼう」船内では、ほとんど重力が加わらないため、タンパク質の溶液内に対流が発生しないことから、化合物と標的タンパク質との複合体の高品質な共結晶が得られ、高い分解能で結合様式が明らかになるのです。宇宙結晶から得られる次世代薬、なにかワクワクしますね。

日経サイエンス誌最新号に菅教授が紹介されています

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の共同設立者であり社外取締役でもある東京大学の菅裕明(すが・ひろあき)教授が、本日25日(木)発売の日経サイエンス誌3月号の人気コーナー「フロントランナー 挑む」で紹介されています。記事の見出しは、「創薬の異端『ペプチド』を先端にする」です。

冒頭の8~11ページに掲載されており、PDPSの中核技術である「フレキシザイム」を開発するまでの経緯や、大学教授として研究者たちへの思い、東大退官後にしたいことなど盛りだくさんの内容となっています。

2018年1月24日水曜日

日本経済新聞で紹介されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日24日(水)の日本経済新聞 朝刊17面に、「バイオ企業にマネー再び 44社時価総額、過去最高の2.4兆円」という記事が掲載されています。みずほ証券によると、代表的なバイオベンチャー44社の合計時価総額は2.4兆円と1年9カ月ぶりに過去最高となったようです。

文章中には当社の具体的な紹介はありませんが、記事の中で時価総額が1000億円を超えるバイオベンチャー企業を「1000億円クラブ」と呼び、1月23日時点で時価総額が1000億円を超えている7社のリストで当社がトップで時価総額が5,525億円であることが紹介されています(写真付きです)。2位はそーせいグループで2,296億円です。

当社では新年から新たな人材も加わり、社長のパトリックの言う「新たな10年(実際に薬を出すこと、世界の人々に薬を届ける10年)」を見据えた変革を進めています。日本の上場バイオで初の時価総額5000億円台となっていますが、この期待に応えられるように社員一同、心して企業価値拡大に向けて引き続き取り組み、将来の「1兆円クラブ」を目指したいと思います。

2018年1月23日火曜日

鳥取県米子市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月8日(木)の13時から野村證券米子支店(米子市角盤町1-27-13)の支店ホールにおいて個人投資家向け会社説明会を開催します。講師は会長の窪田が行う予定です。

米子市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。詳細は以下のリンクをご覧ください。なお、当社では受付できませんのでご注意ください。

https://seminar.nomura.co.jp/ap/seminars/search?buten_id[0]=161#search-section

2018年1月19日金曜日

薬事日報に塩野義製薬と当社の協業が記載されています

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日19日(金)の薬事日報に塩野義製薬 執行役員医薬研究本部長 塩田武司氏のインタビュー記事が掲載されています。

その中で塩田氏は「新しいモダリティへの挑戦は」との問いに対し、「当社も自社創薬への挑戦を掲げているが、開発パイプラインのうち、純粋な自社創製品と共同研究や外部シーズを出発点とした開発候補品の比率は半数ずつであり、シーズ以外でも外部の資源を活用し、オープンイノベーションによるアウトプット最大化を図っている。特に低分子創薬で培ってきたモノづくりのノウハウを最大化できるシーズや技術については、積極的に取り組んでおり、新たな自社の強みを創っている。
具体的には、ペプチドリームや積水化学と特殊環状ペプチド生産の合弁会社を設立し、われわれの研究所でもペプチドリームの技術でペプチドの創薬を進めている。」と答えておられます。

塩田医薬研究本部長、ご紹介ありがとうございました。

JAXA主催イベントで舛屋が話をします

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。1月24日(水)にJAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)主催のイベントに当社取締役の舛屋が登壇します。

イベント名は国際宇宙ステーション・「きぼう」利用シンポジウム~拡がる、上空400キロメートルの舞台~です。会場は丸の内オアゾ フクラシア(東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング16階)となっています。

13時50分頃から、実際に「きぼう」船内を利用した企業や大学の経験者に、進捗や成果、展望などを聞いてみようというコーナーがあり、そこで舛屋が「無限大の可能性の中から答えを見い出すPDPSと国際宇宙ステーションとの融合」というタイトルで話をする予定です。

関心があるお方は、シンポジウム専用サイトをご覧ください。

http://www.pco-prime.com/iss2018/index.html

2018年1月18日木曜日

日経産業新聞で紹介されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日18日(木)の日経産業新聞の最終ページInnovationの欄に、「宇宙創薬 巡航軌道へ」の見出しで、当社がJAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)と進めている、無重力の宇宙を活用した医薬品開発の取り組みが、当社取締役・舛屋のコメントとともに紹介されています。副見出しは「ペプチドリーム 結晶くっきり 先端実験」となっています。

当社の宇宙での取り組みに対しては様々な方から問い合わせが入るようになっています。昨年11月には、当社のホームページへ川崎市在住の中学3年生からメールでの問い合わせがありました。

2018年1月17日水曜日

日本経済新聞で紹介されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日17日(水)の日本経済新聞 朝刊6面のDeep Insightに、日経本社のコメンテーター・村山恵一氏の「研究者よ、革新の輪に入れ」というオピニオンが掲載されています。その中で、産学連携で成長した例として当社が紹介されています(写真付きです)。

冒頭に第一生命保険が毎年、全国の保育園・幼稚園児および小学生1~6年生に実施している「大人になったらなりたいもの」調査で、15年ぶりに「学者・博士」が男の子の1位になったことが紹介されています。調べたところ男の子の1位は7年連続でサッカー選手だったのですが、学者・博士は昨年は2位、今年はついに1位となりました。昨年の10月にJAXA主催のイベントに参加したら平日の18時30分オープニングにもかかわらず、子供たちの多さに驚いたとブログで紹介しましたが、子供たちの科学に対する関心が高まっていることにちょっとばかり安心しています。なお、女の子は21年連続で「食べ物屋さん」がトップです。これはこれで、ほほえましいと思います。

2018年1月13日土曜日

山口県下関市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月9日(金)の13時から野村證券下関支店(山口県下関市細江町1-3-15)の支店ホールにおいて個人投資家向け会社説明会を開催します。講師は会長の窪田が行う予定です。

下関市は私の生まれ故郷です。母校の下関西高校は、この春のセンバツ高校野球で21世紀枠推薦校の1つとなっており、1月26日に正式決定されることを待ち望んでいます(選ばれたら甲子園に応援に行こうと思っています)。

下関市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。詳細は以下のリンクをご覧ください。なお、当社では受付できませんのでご注意ください。

http://www.nomura.co.jp/branch/branch/shimonose.html

2018年1月11日木曜日

シンポジウムで基調講演

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。少し先の話ですが、当社取締役の舛屋が3月22日(木)に川崎市産業振興会館(神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20)で開催される文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム「IT創薬技術と化学合成技術の融合による革新的な中分子創薬フローの事業化」キックオフシンポジウムで基調講演を行います。演題は「ペプチド創薬のこれから」です。

東京工業大学と川崎市が共同提案した事業プログラム「IT創薬技術と化学合成技術の融合による革新的な中分子創薬フローの事業化」は、昨年7月に文部科学省が地域の科学技術振興を支援することで地域の成長と国富の増大を目指して開始した施策である「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」の支援対象に採用されました。
報道資料によると、本プログラムはスーパーコンピュータ(スパコン)や機械学習を駆使したIT創薬技術と、人工ペプチド・人工核酸などの独自の化学合成技術を融合して、中分子創薬の開発効率の大幅な改善を目指すというものです。補助額は年1億55百万円、支援期間は2022年3月までの予定となっています。

専門的な話になるかもしれませんが、関心があるお方はシンポジウム専用サイトをご覧ください。
http://www.midl.titech.ac.jp/symposium2018/