2018年2月23日金曜日

第2四半期決算説明会

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月22日(木)の15時から2018年6月期第2四半期決算説明会を行いました。会場は東京証券取引所2階の東証ホールです。みぞれが降る寒い中、110名超の方が足を運んでくださいました、ありがとうございました。

スピーカーは会長の窪田が務めました。約50分の説明の最後に、新組織体制を紹介し3月1日付でエグゼクティブ・ヴァイスプレジデントに就任予定の金城が自己紹介を兼ねた挨拶を行いました。

説明の後の質疑応答では6名の方から、開発プログラムの内容、新規抗インフルエンザ薬PD-001、米国BMS社のPETトレーサー、ペプチスター、業績予想と、多岐にわたる質問をいただきました。窪田がてきぱきと答えましたので、満足していただけたのではと思っています。

2018年2月18日日曜日

抗インフルエンザ薬PD-001

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は2月7日(水)の16時に、「新規抗インフルエンザ薬PD-001の前臨床試験結果のお知らせ」を発表しました。

当社は、昨年8月9日に発表した17/6月期の決算短信の中で「自社創薬については、特殊環状ペプチドを医薬品として活用するアプローチとして、抗インフルエンザウイルス特殊環状ペプチドPD-001についてGLPに準拠した前臨床試験を開始しており、17年末にデータ収集の終了を計画しております」と記載したこともあり、新規抗インフルエンザ薬PD-001について進展があったらきちんと報告したいと思っていました。

前臨床試験の最初のステージであるGLP準拠の毒性試験が終了し、これまでの解析結果からは、さらなる開発に問題となる点がないことが判明しております。臨床試験にもっていくための第一関門をクリアしたと考えられるため、このタイミングで開示しました。

簡単に、当社が開発を目指している抗インフルエンザ薬を紹介します。インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起きる病気です。感染から発症までは3つの段階に大別できます。①感染・細胞内へ侵入(インフルエンザウイルスが患者の細胞に結合し、細胞内に侵入し、膜融合することで細胞内にウイルスの本体である遺伝子RNAを挿入する)、②細胞内での増殖、③細胞外へ放出の3段階です。

既存のインフルエンザ治療薬はいずれも③の過程を阻害するもので、細胞内で大量に増殖したウイルスが細胞外に拡がっていくの防ぐ作用の薬です。この薬は細胞内でのウイルスの増殖は阻害できません。
一方、現在話題になっている塩野義製薬が自社創製した新規インフルエンザ治療薬S-033188「ゾフルーザ錠」は、②の段階に作用する薬です。ウイルスの増殖に必須なRNA複製過程の最初の反応となるmRNA合成の開始を特異的に阻害するため、細胞内でのウイルスに対して強い増殖阻害を示すことが期待できる新しい作用メカニズムです。18年2月2日に開催された厚生労働省の部会で承認が了承されています。

これに対して、当社のPD-001は、①の段階に作用します。インフルエンザウイルスの表面には2種類の釘(くぎ)のような形をしたタンパク質があります。2種類の手を持っているとイメージしてください。①の段階、細胞にくっついて細胞内に侵入するする際にはこの2つの手のうちヘマグルチニン(HA)と呼ばれる手を使います。ちなみに、細胞から出ていくときにはもう一方の手(ノイラミニダーゼ:NAと呼ばれています)を使用します。特殊環状ペプチドであるPD-001はこのHAを標的タンパク質としております。

当社がこれからフェーズⅠ臨床試験に入る前にやるべき作業として、ヒトでの投与量を決めたり、単独でいくのか併用でいくのか、併用ならばどの既存薬との組み合わせるのかなどを決めること等が必要となります。この開発作業を加速するために、いくつかの製薬企業と共同開発もしくはライセンスアウトに向けた話し合いを行っております。

私は今年の1月中旬に人生初のインフルエンザにかかりました(A型でした)。熱が39度あり、体がきつく、這うような感じで病院に行きました。その経験から様々な症状に対応した、よりよい治療薬が早く出てほしいと実感しています。新たな進展がありましたらまた報告させていただきます。

2018年2月16日金曜日

千葉県千葉市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月9日(金)の13時30分から野村證券千葉支店(千葉市中央区富士見1-14-13)の支店3階ホールにおいて個人投資家向け会社説明会を開催いたします。講師は会長の窪田が行う予定です。

千葉市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。詳細は以下のリンクをご覧ください。なお、当社では受付できませんのでご注意ください。

http://www.nomura.co.jp/branch/branch/chiba.html

2018年2月14日水曜日

平成30年6月期 第2四半期決算の発表

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。13日(火)の15時30分に平成30年6月期 第2四半期の決算を発表しました。第2四半期累計期間(平成29年7月~12月)の業績は、売上高が9.1億円、営業損益は8.9億円の赤字となりました。

発表後に電話で問い合わせのあった各証券会社のアナリストの多くは「ほぼ想定線でサプライズはありませんね」という冷静な反応でした。昨年11月に第1四半期決算の発表の際には、驚かれたアナリストやファンドマネージャーが多かったのですが、当社の収入・費用構造を丁寧に説明してきた効果が出てきたのでしょうか、当社の業績に対する理解が進んでいるように感じています。

第2四半期累計業績も赤字となりましたが、第1四半期(平成29年7月~9月)と第2四半期(平成29年10月~12月)では内容が大きく異なっているとみております。

収入面では第1四半期は、新規契約による契約一時金もなく、研究開発の順調な進捗に伴うクライテリア達成によるマイルストーン収入もありませんでしたので、売上高は1.7億円にとどまりました。しかし、第2四半期は独バイエル社との創薬共同研究開発の新規契約による契約一時金があり、マイルストーン収入も旭化成ファーマ、米国メルク社、米国リリー社、塩野義製薬の4社から受領しました。このため、第2四半期の3か月間だけを切り出すと売上高は7.4億円となっています。

費用面についても、第1四半期は米国クリオ社への一時金約3億円の支払い(研究開発費として計上)と移転関連費用(約2億円)という2つの特殊要因があったため、3か月間の費用(売上原価と販売管理費の合計金額)は12億円(月平均4億円)とふくらみ、これが主因で営業損益は10.3億円の赤字となりました。これに対して、第2四半期はこれら一時的な費用の発生がなかったために3か月間の費用は6億円(月平均2億円)に抑えることができました。このため、第2四半期の3か月間だけを切り出すと営業損益は1.3億円の黒字に転換しています。

今回発表した決算短信の5ページ目の(3)に書きましたように、「当第2四半期累計期間の業績は、いずれの利益項目においても損失を計上しましたが、通期計画に対しては想定の範囲内の進捗であり、現時点においては、平成29年8月9日に発表いたしました平成30年6月期の業績予想を据置といたします。」これが当社からみなさまへのメッセージです。

当社の事業が順調かどうかを判断する材料として、今6月期から新たに「開発プログラムの進捗状況」を数字として決算短信およびホームページで開示することを開始しています。平成29年6月末の進行プログラム数は60でしたが、9月末で68となり、12月末には82と増加ペースが大きくなっています。それらのうちHit-to-Lead(リード化合物)のステージに入っているプログラム数は、平成29年6月末が23でしたが、12月末で29に増えています。今後はこれらの多くが前臨床試験に入り、その後に臨床試験へと移ってゆき、当社の業績をけん引すると考えています。

2018年2月10日土曜日

下関市で個人投資家向け会社説明会開催とパワースポット

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月9日(金)に個人投資家向け会社説明会を山口県下関市で行いました。証券市場が大荒れの中、約30名の投資家が野村證券下関支店に来てくださいました、ありがとうございました。

説明会の終わったあとに、私のところに「私も下関西高校卒業生」という先輩が来てくれました。「ブログを見ているよ、応援してるから頑張ってね!」と声をかけていただきました。故郷はあたたかかったです。窪田のもとにも4~5名の方が来られてました。

説明会終了後、私は窪田と別行動で、長門國の一宮である住吉神社(住吉荒魂本宮)を参拝しました(新下関駅から歩いて20分程度です)。境内には“驚異のパワースポット”として知られる武内宿祢(たけのうちすくね)の手植えと伝わる楠の木があります。武内宿祢は、5代の天皇に仕えた忠臣かつ長寿で知られ、紙幣にも採用されたレジェンドです。タッチして、しっかりとパワーをいただいてきました。

2018年2月9日金曜日

雪景色の鳥取・米子市で個人投資家向け会社説明会を開催

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月8日(木)に個人投資家向け会社説明会を鳥取県米子市で行いました。約30名の投資家が雪が積もって足元の悪い中、野村證券米子支店に来ていただきました。ありがとうございました。

山陰地方も大雪との情報で、開催できるか心配してましたので、計画通り会長の窪田が講師として開催できてほっとしています。

裏方ではドタバタ劇がありました。当初は、当日の9時25分に窪田と私はともに羽田空港発-米子空港着の飛行機で来る予定でした。しかし、大雪で飛行機が欠航または着陸できないリスクを考えて、私だけは前日の7日のうちに米子に行っておこうと思い立ち、飛行機を予約しましたが、予約していた便が雪のため欠航との連絡がお昼過ぎに入りましたので、急遽、鉄道で行くことに変更し、新幹線と特急「やくも」を乗り継ぎ、8時間かけて夜の9時半過ぎに米子に入りました(雪のため特急「やくも」が間引き運転をしたために岡山駅で1時間半以上待たされました)。
7日の午後4時には新規インフルエンザ薬に関するニュースリリースを出しましたので、これに対するアナリストやマスコミからの問い合わせにも電車の中や駅で対応しました。
そういう苦労したにもかかわらず、結局は当初計画していた当日の飛行機は時間通りに運航しました。窪田からは「ご苦労様」とのねぎらいの言葉とともに、「僕は晴れ男だから、大丈夫だったのに」と言われました。やっぱり、持っている人間は違うなぁというのが実感です。

47都道府県すべてで実施すると宣言した個人投資家向け会社説明会は、これで47分の9です。これから山口県下関市に向かいます。


2018年2月4日日曜日

MIT学生向け日本技術スタディツアー

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月2日(金)に米MIT(マサチューセッツ工科大学)学生向け日本テクノロジーのスタディツアー(IDJ)を受け入れました。

このIDJ(Innovation Discovery Japan)という企画は、日本の技術があまりに工学系大学の世界最高峰である米MITの学生に知られていないという事実に危機感を覚えたMITの日本人留学生有志が始めた活動です。「日本が世界に誇る技術を、トップ理系大学であるMITの学生に知ってもらう」というコンセプトのもと、選出されたMIT学生が日本の大企業、ベンチャー企業、大学・研究機関を実際に訪問し、見学・インタビューする企画であり、昨年の同時期に1回目が行われ、2回目となる今回は東京・名古屋・京都・大阪を訪問しました。

とてもいい企画と思いますが、日本国の支援は得られていないそうです。今回のオーガナイザーによると、金銭的な問題のためにモチベーションが高くても日本に来れないという学生をサポートするために、MITやスポンサー企業、クラウドファインディングなどに支援を募り、渡航費や滞在費の費用の一部をまかなったそうです。川崎・殿町の当社には10名の学生が来られましたが、訪問時にサプライズがありました。私はマイクロバス等で来られるものと勝手に思い込んでいたのですが、当社の最寄り駅である京急(大師線)の小島新田駅から雪の中、みなさん歩いて来られました。

当社では社長のパトリックが企業紹介を行い、取締役の舛屋が研究所見学の案内を行いました。Q&Aでは当社の技術への質問だけでなく、米国人が日本のベンチャー企業の社長を務めていることに関心が高く、日本企業と米国企業の違いなどにも質問がたくさん寄せられました。最後にみんなで記念撮影を行い(撮影者は私です)、約2時間の見学会は終了しました。みなさん笑顔で帰られましたので、期待に応えることができたのではないかなと推測しています。オーガナイザーの方からも学生はかなり盛り上がっていたとのコメントをいただきました。

今回の話はMIT出身者の菅教授経由で持ち込まれた話です(菅教授はMITで博士号を取得しております)。当社としては企業の社会参画が求められている時に、よい社会貢献活動ができたことをありがたく思っております。

2018年2月2日金曜日

「IPO大賞」グロース部門での大賞を受賞

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月1日(木)に一般社団法人 東京ニュービジネス協議会(略称:NBC)から「第12回 IPO大賞」のグロース部門での大賞に当社が選出されたと発表されました。

「IPO大賞」は、NBCにより2006年に創設された、IPO(株式公開)を実施した企業に対する新たな表彰制度です。「グロース部門」での大賞とは、株式上場後4年経過し、企業として拡大発展し日本経済活性化のけん引役を担う新たなビジネスモデルのベンチャー企業から選出されます。

NBCからは、2012年10月から2013年9月までに上場した51社から選出したが、審査会で当社の評価が非常に髙く、他社を寄せ付けない強さであったとの報告をいただきました。

3月16日に表彰式が開催されます。受賞者の記念講演(当社は会長の窪田が行う予定です)の後に、若手起業家と起業を志す学生約100名及びNBC会員の企業経営者約50名らとの交流会が計画されています。日本経済の活性化に貢献できれば幸いです。